相模原市教育委員会は、教員免許を持ちながら教職経験がない「ペーパーティーチャー」や、これから教員を目指す「プレティーチャー」を対象としたセミナーの受講者を募集している。昨今、顕在化している教職員不足を補う人材の発掘が目的。
今回で4回目となるセミナーは8月2日(土)午後2時から3時30分まで、橋本公民館中会議室(緑区橋本6-2-1 イオン橋本店6階シティ・プラザはしもと)で開催される。
現役の声を聞く貴重な機会
当日は動画視聴と、現場で活躍する教員らを交えたパネルディスカッションが行われる。パネリストは小学校勤務の非常勤講師と中学校勤務の常勤代替教諭(ともにペーパーティーチャーから勤務開始した人)、市内小学校の校長先生の3人。学校の1日の流れや現状、子どもたち・授業の様子、保護者との関わりといった、実際の教職現場に関する貴重な話が聞ける。
終了後には具体的な疑問を解消できる個別相談会、常勤代替教諭(臨時的任用職員)、会計年度短時間勤務職員(非常勤講師)の登録会も実施される。
以前のセミナー参加者からは「現場の声が聞けて安心した」「相模原市で教員をやってみたいと感じた」といった感想があった。
定員30人で先着順。参加費無料。申し込みは専用フォームから。締め切りは8月1日(金)正午まで。
問い合わせは市教育委員会教職員課【電話】042-707-7438。