高校生とボランティアが運営する子ども食堂「子どもの居場所るぴなす」が6月2日、ミチカフェ(関戸)に開設され、プレオープンした。
当日は子どもと大人合わせて約20人が来場し、チキンカレーライスやポテトサラダ、中華スープ、デザートなどを美味しそうに味わっていた。
9日には本格オープンし、肉じゃがや野菜スープ、サラダなどが用意された。この日、訪れた家族は「肉じゃがはお野菜などに味がよく染みていてご飯によく合い、大根サラダはみずみずしく、スープもほっとする味わいでした。栄養バランスもよく、味も美味しかった。いつもは母子で食べることが多いのですが、温かい雰囲気の中でいただいたご飯は心にしみる美味しさでした」と感想を話していた。男の子は「おいしい」と一言話し、夢中になって食べていた。
交流の場に
子どもの居場所るぴなすは、昨年に一般社団法人ハピプラを立ち上げた代表理事で高校3年生の宮田幸太さんら学生スタッフが中心となって運営している。
実施日は毎週月曜日の午後5時から9時まで。小中学生を含む18歳未満は無料、18歳以上は300円となる。
宮田さんによると、子ども食堂という役割だけだけではなく、勉強や遊び、交流、相談も行える場所にしたいという思いがあり、学生スタッフと子どもが気軽に話し合える居場所にしていくという。