大和市の夏を彩る一大イベント第49回「神奈川大和阿波おどり」(主催/神奈川大和阿波おどり振興協会)の本大会が7月26日(土)・27日(日)、大和駅周辺の商店街で開催される。地域振興を目指して商店会から始まった阿波おどりも「関東三大阿波踊り」の一つに数えられるまでに規模を拡大し、来年は節目の50回目を迎える。
毎年7月の最終週に行われ、30万人超が来場する大和の阿波おどりは、全国からおよそ1700人が集結し、連ごとに特色ある踊りを披露する。
各通りでは沿道を大勢の観客が埋め尽くす中、太鼓や笛の音に合わせ、色鮮やかな衣装をまとった女踊りと男踊りが観る人を魅了していく。
踊り手たちの華やかさと、観客たちの熱狂を支えているのは、会場一帯で汗をかきながら裏方に徹する多くのボランティアたち。交通整理や救護、撮影班にタイムキーパーなど、イベントに関わるすべての人たちの力を結集して紡がれてきた阿波おどりの歴史が来年、半世紀を迎える。