家族の成長の軌跡や思い出の記録を残す手段として、写真とは別に動画が活用されることも一般的になった昨今。
川崎市麻生区内で活動する市民団体の様子や活動の魅力を動画で紹介していこうと取り組みを始めた「あさおドーガサークル」代表の岡倉進さん(70)は「運動会でも家族旅行でも、先々皆さんで大切に観てもらえる映像にするにはちょっとの工夫が必要です」と話します。
映像記録のコツ
岡倉さんによれば、運動会などの様子を撮影する際には子どもが活躍する映像だけではなく、撮影者を含めた家族の表情なども撮影しておくことで、その時の様子が分かる記録映像になるとのこと。
他にも運動会のゲートや看板といった状況を伝える要素も映像に組み込んでおくことで、映像を改めて観た時に当時の雰囲気が蘇る、楽しめる映像になるそうです。周りの様子がその時はどうだったのかという視点も映像に盛り込むことで、改めて観返した時に子どもの成長だけに留まらない面白さがその映像には残されるのです、と岡倉さん。
気楽に動画撮影を
「運動会で走っている、海水浴で遊んでいるといった映像だけだと実は後から見た時の面白みに欠けてしまいます。撮る映像は事前に構成やストーリーを考えておくことも映像を残す楽しみのひとつ。今はスマートフォンでも映像の編集まで出来るので、気軽に動画撮影を楽しんでほしい」と岡倉さんは話しています。