横浜開港記念会館=横浜市中区=などを会場に、毎月開かれている行政書士や不動産コンサルタントなどの専門家チームによる無料の相続相談会。
相談に応じるのは一般社団法人正しい相続相談センター代表理事の山本浩さんと、行政書士で相続・遺言・成年後見相談センター代表の安富ゆきえさん。横浜市民の不安や悩みの解消につながればと「横浜市民 相続 遺言 贈与相談センター」として2019年から事前予約不要で相談会を主催しています。
会場の横浜市開港記念会館
争わない、財産を減らさない
山本さんは「争わない、財産を減らさない」を心情に、相続問題についてあらゆる角度から一番良い方法を考え、相談者と一緒に取り組む姿勢を大切にしています。相続、贈与、遺言書、ライフプラン、セカンドライフ生活資金の相談など守備範囲は幅広く、適切な解決の道案内は好評を得ています。現在は相続に関することに特化した相談に対応しています。
- 「『知れば得する!』『知らないと損する!』ことをお伝えし役立てていただくことを目的に活動しています」と山本さんは話しています。

1階入口の電子掲示板で会場を確認
元看護師の行政書士も
行政書士の安富さんは、元看護師という異色の経歴の持ち主。デイサービス業務に従事したこともあり、高齢者とコミュニケーションを取ることで、相続をはじめとした高齢者が抱える「終活」の悩みなどに触れてきました。そこで、身体的な支援だけでなく法的な手続きなど今後の生活に向けた対策の必要性を痛感。それらの経験を生かして、高齢者を中心に相続、遺言、成年後見などの相談に日々応じています。
- 相談会では山本さんと安富さんを中心に、専門家のネットワークで対応しています。
税理士/司法書士/行政書士/弁護士/相続診断士/測量士/ファイナンシャルプランナー/不動産/家屋解体/遺品整理/骨董品/探偵など、関連する全ての専門家それぞれに依頼するのではなく入口は一つ、ワンストップで道案内することで問題をスムーズに解決することができるのが特徴です。
相続対策のセカンドオピニオン
漠然とした相続にかかわる心配事から、相続対策のセカンドオピニオンとしての相談まで幅広く対応しています。
相談の一例をご紹介
- 相続、相続税の心配や不安がある
- 成年後見人、任意後見人は必要?
- 間違った生前贈与は無効になるの?
- 遺言書はどうやって書くの?
- 相続や財産を託せる人がいない
- 子どもたちが揉めないようにしたい
専門家によるチームなので、相談のポイントを的確に把握し、アドバイスしてくれます。

部屋の入口には「無料相続相談会」と掲示。パーテーションでプライバシーの保護も。