大和市内で子育て支援事業を行う認定NPO法人「地域家族しんちゃんハウス」。同所では現在、放課後児童クラブと大和市つどいの広場「こども~る」、子供食堂のスタッフを募集しています。代表の館合みち子さんとスタッフさんに、仕事内容や働きがいについて伺いました!
子どもたちに居場所を提供する「放課後児童クラブ」
しんちゃんハウスでは、南林間小学校と西鶴間小学校の2学区で放課後児童クラブを運営しています。放課後児童クラブは共働きなど家庭の事情でお預かりが必要な児童たちに生活の場を提供する施設です。
支援員の仕事は大きく以下の3つです。
- 子どもたちを自宅と同じように「お帰りなさい」で迎える
- 預かり中の子どもたちを笑顔で見守る
- 子どもの発達段階に合わせて遊び方を提案する
支援員として4年勤めている安西浩美さんは「子どもたちの居場所づくりをしている感覚です。毎日来る子が決まっているので、付き合いが深くなって親近感が湧いてくるのがやりがい」と笑顔を見せます。
子育ての悩みを傾聴する「こども~る鶴間」
イオンモール大和4階にある、大和市つどいの広場「こども~る鶴間」もしんちゃんハウスが大和市から委託運営しています。「こども~る」は子育て世代の親子が気軽に集える場で、子育てアドバイザーに育児の悩みを相談できます。
子育てアドバイザーの仕事は大きく以下の3つです。
- 遊びに来る親子を見守る
- 親御さんの子育ての悩みを傾聴する
- 必要があれば市の専門機関につなぐ
アドバイザー歴8年の山岸幸代さんは「お母さんの話をニコニコとうなずいて聞くことで、リラックスしてもらえるように心掛けています。帰るときに明るい表情で『来てよかった』と言ってくれると嬉しい」と話します。
みんなで食事する団らんの場「こども食堂はぐく」
しんちゃんハウスでは子供食堂の運営も行っています。食堂では子どもたちと地域の大人が一緒に食事をとり、交流を深めることで安心できる居場所となっています。食事は昆布とかつお節で出汁をとり、旬の食材を使った和食中心のメニューです。
子供食堂スタッフの仕事は大きく以下の3つです。
- 献立の考案
- 提供する食事の調理
- 通ってくる子どもたちの居場所づくり
子供食堂に5年携わる奥野千佳さんは「一週間そして一日の始まりとして心も体も目覚められるよう朝ごはんを食べてほしいです。『いってらっしゃい!』と笑顔で送り出しています。そんな地域の循環を見届けたいです」と話します。
「地域のさまざまな人が集える場づくり」を
代表の館合さんは「子どもだけでなくお年寄りやハンディを持った人まで、さまざまな人が参加し集える居場所を作っていけたら。仕事や育児に忙しいお母さんたちをゆるめる手助けをしてくださる方、歓迎です」と話します。一緒にここで働いてみませんか?