- 厚木市七沢にある学校法人内田学園「七沢幼稚園」は、豊かな自然の中に子ども達の明るく元気な声が響いています。
1980(昭和55)年の開園から掲げる指針「本物にふれる環境づくり」に職員一丸で取り組み、子ども達の『生きる力』を育んでいます。同園では現在、男女合わせて11人の先生が子ども達に向き合い、このうち2人が育児と仕事を両立しながら「ママさん先生」として活躍しています。
「心強い」アットホームな雰囲気
「最初はすごく不安でした」と話すのは、お子さんの出産と育児により退職後、「保育士資格を活かしたい」と七沢幼稚園にパートとして再就職した大野裕美先生(37)と熊澤あづみ先生(37)です。お子さんの急な発熱などで休んだり、早退することもあるといい
- 「先生同士の仲が良くて、子育てと仕事が上手く両立できています」と言葉を揃えます。
主な仕事は担任補助で、2人は週4回、午前9時~午後2時までの条件で勤務。登園する園児を笑顔で出迎え、クラス活動のお手伝い、給食の補助、園児のお見送りなどを行っています。
子ども達が遊んだり、給食を食べる教室はすべての園児の顔が見渡せるオープンなつくりとなっていて、「先生同士も話しやすい」というアットホームな雰囲気を後押し。
再就職にあたり、お子さんの急な発熱などで休んだり、早退することで迷惑をかけることが不安だったという2人は、「子どもにはよくあることよ。気にしないで」という周りのサポートに「働きやすい」と言葉を弾ませます。
また子育てと仕事を両立している仲間が居るのも心強く、「お互いに休みを調整したりね」とにっこり。
「元気の源」となる給食
子ども達の「元気の源」となる給食も七沢幼稚園の魅力です。
調理室を備え、子ども達と先生にできたての温かい給食が提供されています。大野先生は「すごく美味しい」と声を弾ませ、調理室から漂うダシの香りに「今日のご飯は何?と聞きたくなる」ことも。職場ではあるものの、「給食が楽しみで幼稚園に来たくなる」と話していました。
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