<工事現場潜入レポ(2)内部編>思わず寝転びたくなった!松田小学校(神奈川)の木造新校舎は心地よさ抜群でした

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松田町の人気キャラクター「奴さん」と一緒に新校舎を案内してくださった松田町教育委員会の小野敏紀さん

神奈川県足柄上郡松田町町立松田小学校の建て替え工事が行われています。公立では全国3例目となる木造3階建て校舎。今回、松田町の協力のもと工事現場を見学させて頂けることに。2回に渡って内部のつくりや特長を紹介します!今回はその2回目となる「内部編」です。松田町教育委員会の小野敏紀(おの としのり)さんに案内していただきました。

▼工事現場潜入レポ(1)外観編はこちら!

印象的なガラスウォールをくぐって中に入ると、昇降口です。

明るさを際立たせる壁面の町産材を使った乱張りは、なんと、児童たちの手によってつくられたもの。1年生から6年生まで全校児童が参加し、バランスを考えながら木材を貼りました。

  • 取材メモ プロの仕事のような出来栄えに、紹介する小野さんも誇らしげです。これから歴史を積み重ねる校舎の入口に自分が残した足跡―。一生の思い出ですね。

木の香りに包まれた学び舎、広がる授業展開

木がいっぱいの空間はやはり気持ちよさが違います。上履きで過ごすことに変わりはないのですが、床に座ったり寝転んでしまいたい気持ち、分かりますか?

学校の教室というと縦に長いイメージですが、こちらは横長仕様35人学級でも40人対応の広さなので、空間も広々、とても余裕があります。

  • 取材メモ 教室を仕切るドアは引き戸のため、一体化した大きな授業展開も可能。ここでは授業方法にも、学び方にも、遊び方にもバリエーションがいっぱいです。

その土地で育った木は、その土地で建材として使用するのに適しています。既に紹介した乱張りのほか下駄箱、一部教室の床材、中庭に敷くウッドチップなどに使われているそうです。

  • 取材メモ 聞けば、カーボンニュートラルな学校づくりという視点もポイントの一つだそうです。知れば知るほど魅力がいっぱいですね。校舎内にはストレッチャーが入る大きさのエレベーター、トイレも使いやすそうです。

普通に見える壁面も掲示物が貼れるようになっていて、クラスの個性が表現できるスペースになることでしょう。

まるで大学!図書館や情報機器を備えたメディアセンター

普通教室に分かれを告げ、向かうは図書館や情報機器を備えたメディアセンターです。

壁で部屋を仕切るのではなく、空間を機能や用途別にまとめたゾーニングは学校というより大学のキャンパスのような印象です。

  • 取材メモ 「子育てのためににより良い環境を求めて」と聞くと、自然環境をイメージする人が多いかもしれませんが、こんなステキな学校なら移住や引越の動機の一つになるかもしれませんね!

木の温もりある体育館

最後は体育館を紹介。ここはRC造ですが、木を中心としたまとまりのある雰囲気。比較的小さな窓が多く設置されているので、必要に応じた採光や換気といった面でも使い勝手もよさそうです。

  • 取材メモ 3月にはこの校舎から初めての卒業生が巣立ち、そして4月になると入学式です。涙も笑顔も思い出も―、これから何十年、松田っ子たちのかけがえのない日々がこの校舎で紡がれていきます。

魅力がわかる!松田町特集

住所

神奈川県足柄上郡松田町/松田小学校

問い合わせ

松田町教育課(代表)

電話

0465-83-7023

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公開日:2022-01-08

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