『鎌倉殿の13人』 NHK大河ドラマ 横浜市旭区ゆかりの重忠に注目 !展示や逸品で盛り上げ

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 9日(日)から放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に武蔵国二俣川の鶴ヶ峰付近で非業の死を遂げた武将「畠山重忠」が登場する。旭区内には重忠ゆかりの史跡が数多く残っていることもあり、この機会に重忠を通して地域を知ってもらおうと、神奈川県立公文書館や旭図書館などでは展示もスタート。区もあさひの逸品「畠山重忠ブランド」を推し出すなど、”大河ドラマゆかりの地・旭区”を盛り上げる。

中川大志さん演じる重忠

 畠山重忠は武蔵国男衾郡(現在の埼玉県深谷市)に生まれた武士。平家に仕えた父とともに当初は平家軍に加わっていたが、後に源頼朝に服従。常に軍の先鋒を務め、鎌倉幕府を開く際にも尽力して絶大な信頼を得た。奥州征伐など数々の戦功をあげただけでなく、誠実で優しい人柄が「平家物語」「吾妻鏡」などに記されている。

 最期は頼朝の死後、幕府の権力争いをする北条氏の謀略により「鎌倉に異変あり」の報を受けて鎌倉へ向かう道中、鶴ヶ峰付近で討ち死にしたとされる。1205年6月22日、重忠42歳だった。

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は頼朝の死後に有力な御家人で構成された「13人の合議制」をもとに描かれ、「新選組!」「真田丸」に続き大河3作目となる三谷幸喜さんが脚本を担当。小栗旬さんが主演し、13人の勢力争いを勝ち抜いた北条義時を演じる。畠山重忠役は俳優の中川大志さん。

重忠を知り、地域を知る

 旭区内では県立公文書館=中尾=1階ロビーで3月31日(木)までミニ展示「畠山重忠と二俣川」を開催。同館が所蔵する重忠に関する古文書に解説をつけたものを中心に、6枚のパネルが展示される。今部一良館長は「畠山重忠は学校でも習うこの地域の英雄。この機会に少しでも関心をもってもらえたら」と話す。年始の開館は5日(水)午前9時から。午後5時までで、月・祝日休館。

 旭図書館=白根=では展示「畠山重忠と鎌倉時代を知る本」を玄関ホールで7月18日(月)まで開催。史跡の紹介や県立博物館が所蔵する重忠奉納鎧の写真などのパネルが並ぶほか、重忠や鎌倉時代、重忠の故郷・埼玉県深谷市に関する本や冊子、紙芝居などが100冊ほど並ぶ。石原孝館長は「図書館の近隣はまさに二俣川合戦の現場。図書館として郷土資料を地域に提供する役割があり、今までも重忠関連の資料を充実させてきたが、さらに充実させる良い機会。二俣川合戦をもっと多くの人に知ってほしい」。年始の開館は4日(火)正午から。

史跡を巡る楽しみ方も

 区内に残る主な史跡は次の通り。

▽畠山重忠公碑…畠山重忠没後750年を記念し鶴ヶ峰と埼玉県深谷市畠山の有志により建立。

▽首塚…重忠の首が祭られた場所と言われる。

▽駕籠塚…重忠の妻「菊の前」が重忠の戦死を聞いて悲しみ自害した地。

▽六ツ塚(薬王寺)…重忠の霊が祭られており、毎年命日の6月22日に慰霊祭が行われる。

 詳細やその他の史跡については市HP【URL】https://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/shokai/rekishi/shigetada.html

開催日

2022年1月5日(水)~2022年3月31日(木)
【県立公文書館】(中尾)MAP
9時から17時まで。月・祝日休館

2022年1月4日(火)~2022年7月18日(月)
【旭図書館】(白根)
正午から

住所

神奈川県横浜市県立公文書館

公開日:2022-01-08

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