<菅生台自治会>自主防災で市表彰 区内から唯一【2022年2月4日号】

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自治会長を務める黒澤さん

 市民の防災意識高揚と地域防災力の向上を目的に「令和3年度川崎市防災シンポジウム」が1月20日に開かれ、自主防災活動功労者として、菅生台自治会(黒澤克實会長)が区内で唯一表彰された。

 自主防災組織は平常時の安全点検や訓練を主導し、災害時には情報収集や避難所運営に参加する。同自治会は東日本大震災の被害を受けて、2011年5月に防災部を発足。自主防災組織として、さまざまな活動に積極的に取り組んできた。

 その活動のひとつが19年からスタートした地域に住む中高生で構成する「中高生防災チーム」で、非常時の避難所設営や物資運搬には若い世代の協力が必要不可欠であるとして結成された。心肺蘇生法や防災知識の講習会に加え、昨年11月には中高生を主体とした避難所開設訓練を初めて実施。備蓄物のチェックや仮設トイレの設置を行った。

 その他、同会は全405世帯を防災部の部員とし、12地区に分けて班長を決定。班長は月1回の定例会で、危険箇所を確認するなど活動を続ける。災害時に備えた心得や基本行動、緊急連絡先などの各種情報が記載された「防災ファイル」を全世帯に配布し、災害時対応の明確化も行う。

 こうした取り組みを受けて今回、川崎市から表彰を受けた。黒澤会長は「防災部のメンバーをはじめ、地域で一丸となって取り組んだ結果。解決すべき問題はまだ多く、これからも地域住民のために継続していきたい」と気を引き締めた。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市宮前区

公開日:2022-02-04

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