紫や白、住宅街の一角で涼やかに咲き誇るハナショウブ。末長の鈴木昭さん(75)が自宅(末長3の29の28)で育てているもの。鈴木さんは、現在100鉢のハナショウブを保有。6月1日頃から一斉に咲き始め、咲き終わった花を取ると横からまた新しい花が開くといいます。「天候にもよるが、まだ楽しめそう」
カスミソウ、ブーゲンビリア、マーガレットなど10種類も
ハナショウブは20年ほど前に育て始め、株分けしてどんどん増えていったそう。「茎の根元を半分に切って株分けするのがコツ」と鈴木さん。もともと花が好きで、車に乗らなくなってからは自宅の駐車場スペースでさまざまな花を育てるようになりました。
今の時期はカスミソウやブーゲンビリア、マーガレットなど10種類ほどがみられ、毎朝6〜7時頃から水やりや手入れに3時間ほどかけているとのこと。いろいろな花が常時咲いているので、「どうしてこんなに増やせるんですか」「写真を撮ってもいいですか」と多くの人に話しかけられるようになったそうです。「遠出も難しいご時世だから、近所の散歩がてら気楽な気持ちで見てもらえたら。少しでも心が癒されたらいいな」と思いを話している。