【10月29日・予約不要】記念艦「三笠」で元台湾少年工が講演ー海軍航空技術廠で台湾少年工が働いていたことを知ってほしいー

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【10月29日・予約不要】記念艦「三笠」で元台湾少年工が講演ー海軍航空技術廠で台湾少年工が働いていたことを知ってほしいー
「秋水」の試作にも携わった東さん

戦時中、追浜にあった海軍航空技術廠で台湾少年工が働いていたことを知ってほしい―。日台高座友の会(事務局・大和市/橋本吉宣会長)が10月29日㈯、記念艦「三笠」で講演会「空技廠と台湾少年工」を開く。

 講師に招かれているのは、元台湾少年工の東俊賢さん(92)。14歳の時に志願して来日し、高座(現在の大和市)の海軍工廠から追浜の海軍航空技術廠に派遣され、溶接工として従事した。特攻機の「桜花」やロケット戦闘機「秋水」の試作に携わった経験をいかし、帰国後は電子部品会社を創業した東さん。講演では当時の様子や日本と台湾の交流について語る。

 これを企画した同会は、高座海軍工廠で働いていた台湾出身の元少年工らとの交流活動に取り組んでいる。今年「日台交流」50年の節目に当たることもあり、「空技廠や少年工の歴史を振り返りながら、友好を深めていきたい」と話す。

 講演会は午後1時から3時30分。定員320人、予約不要。当日は、記念艦三笠に関するミニ講座もある。聴講無料(入場時に三笠の観覧料が必要、一般600円)。問い合わせはkoza.taiwan@gmail.com

住所

神奈川県横須賀市記念艦三笠

費用

聴講料(入場時に三笠の観覧料が必要:一般600円)

メールアドレス

koza.taiwan@gmail.com

公開日:2022-10-28

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