人生を四季に例えたある方の言葉が蘇ります。
「春」はあどけない子供のよう
「夏」はエネルギーに満ち溢れたティーンエイジャーのよう
「秋」は成熟した大人のよう
「冬」は穏やかに余生を過ごす老年のよう

この言葉を思い出すと、深まる秋には、
「ローズ（薔薇）」の香りをお勧めしたくなります。

数々の経験を重ね、心体肌共に成熟した大人女性には、深みのある、濃厚で華やかなローズの香りが似合います。ちなみに幼い子供は濃厚なローズの香りを大人に比べて好まない傾向があり、軽やかな柑橘系等の香りを好むのも必然なのかもしれません。

ローズの精油一滴は、花束を抱え込むぐらい大量の花からやっと1滴が抽出される貴重なもの。花びらから抽出されるローズの香り。ローズの花びら同様、デリケートで繊細な大人女性のフェイシャル（マチュアスキン）に向いている精油だという事も偶然ではないはず。

• 多幸感に包まれる、うっとりする気品ある美しい香り。副交感神経を優位にしてくれる香りとも言われています。常に交感神経優位で、リラックスできない方に是非試して頂きたい香り。

抗うつ作用、神経強壮作用、血液浄化作用、女性ホルモン調整作用なども持ちあわせています。（精油は医薬品ではありませんが、人間の身体に備わっている自然治癒力を引き出して高めてくれる作用が期待できます。）

実りの秋。半袖から長袖へ。冷房から暖房へ。身体のスイッチを秋冬モードに切り替えるタイミング。

ローズの香りを味方に、落ち着きを取り戻し、呼吸を深めて、心体肌を整えて、多幸感に包まれて、「成熟した自分自身と向き合う時間」を愉しんでみてはいかがでしょうか？