県と政令市の二重行政の解消や権限、財源の移譲などを目指す「特別市」制度を知ってもらうためのシンポジウムが３月11日午後３時30分から慶應義塾大学日吉キャンパス内の藤原洋記念ホールで行われる。主催は20の指定都市で構成される指定都市市長会。横浜市が共催。同市長会は特別市の実現を目指して国への要望などを続ける。

　前半は中川貴元総務政務官が「地方制度改革の歴史と展望」をテーマに講演。後半は、ＴＢＳ系の情報番組「ゴゴスマ」の司会を務めるフリーアナウンサーの石井亮次さんが進行役となり、山中竹春市長と地方制度に詳しい一橋大学の辻琢也教授がトークセッションを行い、特別市について分かりやすく伝える。

　参加無料。希望者は３月９日までに専用フォームから申し込む。問い合わせは市政策局制度企画課【電話】０４５・６７１・２９５２。