川崎市中原区の「とどろき水辺の楽校」が開校式を実施!親子で生き物を探す「ガサガサ体験」を楽しむ

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川崎市中原区の「とどろき水辺の楽校」が開校式を実施!親子で生き物を探す「ガサガサ体験」を楽しむ
ガサガサ体験を楽しむ参加者

 多摩川などの水辺で体験学習を行う、とどろき水辺の楽校(山下亜希子校長)が4月29日、等々力地区付近の河川敷で開校式を行った。

親子80人が生き物観察

 参加したのは親子ら合わせて80人ほど。ライフジャケットを着用して水に入り、手網を地面に固定して「がさがさ」と音を立てて石を動かし、生き物を探す「ガサガサ体験」を楽しんだ。参加者は網にかかった生き物を、川の水を袋に入れて空気を含ませた曝気(ばっき)水に入れ、観察を行った。

 親子で参加していた織谷桐子(とうこ)ちゃん(5)は、熱心に生き物を探しながら「楽しい」と笑顔を浮かべ、母の桃子さんは「いつも参加している。いろいろな生き物を子どもたちと知ることができ、勉強になる」と話した。

 山下校長は「開校式を楽しみに待っていた人が多くてうれしい。親子で活動に関わり、成長した子が多摩川を身近に感じてくれたら」と話した。

網の中の生き物を探す親子

「安全教室」「多摩川教室」なども開催予定

 同校では今後、干潟観察会やガサガサ体験、川の流れに沿って流れる「かっぱの川流れ」を体験できる安全教室のほか、多摩川に親しむ「多摩川教室」などの開催も予定している。

住所

神奈川県川崎市中原区

公開日:2023-05-17

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