暮らしを支える仕事
横浜市神奈川区にある「株式会社通信設備エンジニアリング」をご存じですか?
通信設備㈱(保土ケ谷区)のグループ会社として1998年に創業。商業施設のディスプレイや放送設備、地域を見守る防犯カメラといった通信設備の施工・保守・メンテナンスを行う会社です。
地域社会への貢献
公共施設などの防犯カメラやインターホンといった、我々が普段恩恵を受けている通信設備を陰で支えている同社。同時に、CSR活動にも長年力を入れてきました。2010年度からは横浜市各区の図書館に毎年、児童用図書を寄贈。地元小学校の「こども110番れんらくばしょ」活動にも協力しています。
駐車場を開放し「感謝祭」
そして2013年から実施しているのが「地域感謝祭」。会社駐車場を開放し、さまざまなブースが出展されます。もともとは「どんなことをしている会社か地域に知ってもらおう」との思いで始まったイベント。自分が写る防犯カメラの映像をリアルタイムで流したりと、会社の業務内容が分かるブースも一緒に設けています。過去の地域感謝祭の来場者アンケートからも「子どもと楽しい時間を過ごせました」「何をしている会社なのか知らなかったが、よくわかりました」といった感想が並んでいました。
2023年は高所作業車が登場
ここからは2023年に開催されたときの様子を紹介。午前・午後の2回合わせて、地域住民ら約150人が来場しました。
この年の目玉は約12mまで上昇する高所作業車の乗車体験。防犯カメラの点検作業時などに使われているもので、体験者からは「あんな高いところで作業されるのはすごいですね」といった感想が上がっていました。
地域団体にも活動の場を提供
このほかにも保土ケ谷区の似顔絵サークルや片倉うさぎ山プレイパークなど、近隣地域の団体もブースを出展していました。
ほどがや似顔絵倶楽部では会員4人が参加し、来場者の似顔絵を即興で作成。実写風だったりマンガっぽくデフォルメされたりと、一人ひとり画風も異なるので見ていて飽きません。描いてもらった小学生は「自分に見えてびっくり」と驚いていました。
似顔絵倶楽部代表の池田親政さんは「こうしたところで自分たちの作品を見て頂けるのはうれしいですね。励みになります」と話します。
片倉うさぎ山のプレイパークも「出張」。普段は「プレイリーダー」という大人たちが、子どもたちの話を聞き「やりたい」という気持ちに寄り添い、遊びの環境を整えていますが、この日はつみき遊びや割り箸で作った射的で子どもたちが自由に楽しんでいました。
通信設備グループは同団体が毎年夏に行っている「野外映画祭」で音響設備などに協力。そんな縁から毎年こちらのイベントにも参加しています。プレイパークの担当者は「うさぎ山公園の外に出て宣伝する機会はあまりないので、新しく私たちの活動を知ってもらえる機会になるといいですね」と出展の理由を話してくれました。
社員同士も結束
地域感謝祭の陰の主役は通信設備エンジニアリングで働く社員たち。わたあめのブースでは社員が一生懸命割り箸を回して、大きなわたあめを子どもたちに渡していました。
社員の一人は「社員同士も部署を越えて何かに取り組む機会はあまりないので貴重なイベント。会社と地域もそうですが、社員同士のコミュニケーションの場にもなっています」と説明してくれました。
地域貢献活動の理由は
こうした地域貢献活動を続けている理由はなんでしょうか。同社は
「弊社がどのような会社かを知って頂く事、また活動の中で交流させて頂いた近隣住民の方々より感謝のお言葉を掛けて頂く事が、社員のモチベーションアップへと繋がっている為、これまで継続して活動してきました」
と説明します。まさに、直接の交流の中で生まれる相互理解が、業務への良い刺激にもなっているわけですね。
採用募集中
こうした「人と人のつながり」を大事にする通信設備エンジニアリングでは、自らの夢や希望をチームワークで実現したい仲間を募集中。募集要項などは同社のwebサイトから。