浜降祭当日は、神輿の担ぎ手たちを彩る祭り衣装にも注目です。茅ケ崎駅北口の祭衣装店「田村屋」(新栄町)の戸塚邦雄社長に、注目のポイントを聞きました。
最も目立つ半纏は、神社や会ごとに揃えています。その下に着る鯉口シャツ(袖先へ行くほど細くなるシャツ)や股引(ズボンのような下着)は白が基本だが紺や黒、柄モノも。丈の短い半ズボンタイプ(半だこ)もありますが、同店では「浜降祭では長ズボンタイプが多い」といいます。足袋の色も衣装に合わせて「コーディネート」するのが一般的で、こはぜ(足袋についている留め金)が「7枚」のものが多いそうです。
帯は角帯が多く「貝ノ口」や「喧嘩結び」など、さまざまな結び方がありますが、戸塚社長は「結び目きっちりが良い。衣装はやはり体に合ったものが格好いい」。ほかにも、巾着や脚絆など小物類でこだわりを出すこともできる。まずは参加する神社や会に確認を。
同店では通常は午後6時までの営業時間を、祭前日は9時まで延長して対応するそうです。