まるごと博物館友の会の事務局長を務める原俊一さんがこのほど、浜降祭に参加する神輿の特徴をまとめた一覧表の展示を濱時間(南湖2の5の5)で行っています。期間は浜降祭当日の7月17日までで、時間は午前10時30分から午後5時30分。
一覧表には参加神社の神輿が制作された年や製作者、各部位などについて詳細に記されています。松尾在住の青木浩之さんが参加神社と神輿を調べたノートを原さんが譲り受けたのを機に、ひと目でわかるように10年かけて一覧表を作り上げた。同祭が4年ぶりに開催されることになったため、地元の神輿を広く知ってもらうチャンスと考え、展示することを決めました。
原さんは各神社の神輿を「地域の誇り、人々の思いが込められた象徴」と表現し、「こだわりの表れである、それぞれの部位を知ってもらうことでさらに関心が深まり、郷土愛が深まることにつながってくれたら」と期待を込めました。会場では75年前のはんてんや地域住民から寄せられた同祭の写真なども展示されます。