多摩市立中央図書館が7月1日、中央公園内に新たにオープンした。当日はあいにくの天候にも関わらず約1万1千人の来場者が訪れた。
テープカットなどのセレモニーが行われた後、横倉妙子館長が挨拶し開館すると、来場者は新しい図書館を楽しんでいた。入場口ではハローキティがグリーティングしており、来場者はオリジナルのグッズを手に入れようと行列を作っていた。
新しい図書館は2階建。1階は各分野の入門書や専門書を配架しており、静寂読書室、個人研究室、閲覧席などの設備を揃え読書や研究に最適なフロアとなっている。
2階は活動室やグループ学習などができるラーニングコモンズがある。中央公園に面したフロアにはカフェもあり、友人や家族が話しながら本を選んだり、読み聞かせをしていいフロアとなっている。横倉館長は「大きな窓から見える緑豊かな植物、本の企画展示やミニ講座もできる円形のサテライトカウンターがお気に入りです」と話している。
同館では開館記念イベントとして、7月から8月下旬までの期間に「みんなのイベントアイデア×中央図書館!」と題した催しを行っている。詳細は同館ホームページから。同館の開館時間は午前9時30分から午後8時まで。休館日は第1・3木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、特別整理期間となっている。