議題 防災拠点での障害者やペットの対応について
災害時、自宅で生活できない人が暮らす「地域防災拠点」での障害者やペットの対応について考えた。拠点で混乱が生じることがないよう、当事者以外もこのことを考えておく必要性があるとされた。
ポイント 拠点のペット飼育ルール、飼い主が協議で決定
市が作成した災害時のペット対策に関するガイドラインが配布された。さらに、地域防災拠点でのペットの一時飼育方法などを紹介したビデオを視聴した。拠点にはペットフードやケージなどは備えられていない。ガイドラインでは、拠点では人の避難場所とペットの一時飼育場所を明確に分けるように示されていて、飼育ルールは飼い主同士の協力体制で定めることを求めている。現状、太田地区が対象となる太田小などの拠点ではルールを決めるに至っていない。ガイドライン作りには獣医師も加わっているが、参加したペット関係事業者からは「事業者の声も取り入れてほしい」との要望があった。
(このレポートでは、各地区で行われている地区懇談会の様子をお伝えします)