＜求人レポ＞ハローワーク戸塚で高齢者施設支配人が語る「介護職」とは？【クラシック・コミュニティ横浜／サ高住・有料老人ホーム】

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介護職を目指す人や、セカンドキャリアとして興味を持っている人に向けた初心者向けのセミナーが、横浜市戸塚区にある「ハローワーク戸塚」で開催されました。高齢者施設支配人が、現場で積んできた経験から、どんなことを語ったのでしょうか。この記事が、介護職に携わりたい人の参考になれば幸いです。＜2023年9月6日取材＞

＜目次＞
◎ハローワーク戸塚について
 ◎介護職の魅力を語る
 ◎オンラインでLIVE見学会
 ◎参加者の反応は

ハローワーク戸塚について

ハローワーク戸塚は、横浜市のうち戸塚区、泉区、瀬谷区、栄区を管轄区域とする公共職業安定所。毎月1回程度、人材不足の業界を中心に、求職者や事業所を支援する無料セミナーが行われています。

ハローワークとは（厚生労働省WEBサイトより抜粋）
全国で500カ所以上ある、国が運営する総合的雇用サービス機関。仕事を探している人、求人事業主に対して、様々なサービスを無償で提供しています。

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「介護職の魅力」語る

今回の「介護職セミナー」に講師として登壇したのが、横浜市内でも珍しい介護付有料老人ホームを併設したサービス付き高齢者向け住宅「クラシック・コミュニティ横浜」の支配人、田山隆之さん。

介護福祉士、高齢者住み替え支援相談員の資格をもつ田山さん

介護職員として携わり10年になる田山さん。セミナーでは、介護職を目指す人や興味を持つ参加者に向けて、「介護職の魅力」「介護職として大切にしたい想い」「介護は『サービス業』であることを理解する」といったテーマで自身の経験を交えながら語りました。

介護保険制度の目的から学ぶ

介護保険法では、第一条（目的）として、介護が必要になった人の尊厳を保持し、その人がもつ能力に応じて自立した日常生活を営むことができるようにサポートすることを明記しています。

このことから田山さんは、介護職の魅力とは、単に身の回りの世話をするということを超えて「お客様の自立を支援できる存在」「ケアプランで個別に設定した目標のために一緒に歩み、達成できたことを喜ぶことができること」などを挙げました。そして、そのためには「お客様が安心してできる介護技術」を学び続ける必要があり、それは誰でもできる仕事ではない専門職、技術職であると言います。

サービス業としての介護

とある利用者から「家に帰りたい」と言われたら、どのような声かけをするか。そんな事例から話を深堀していきます。その言葉から連想し「不安なのでは」「居心地が悪く、落ち着かないのでは」という気持ちを汲み、その方の心が落ち着くポイントを探っていく。「お客様の言葉だけでなく気持ちに寄り添い、その奥にある本当の気持ちを考えて知ろうとし続けることが大事です」と話します。

また、田山さんは介護職について、「世の中にあるサービス業のほどんどは自身が『お客様』を経験できますが、介護サービスはその立場にならないと経験することはできません。だからこそ、介護サービスを受けるお客様の立場になって考えることは非常に難しい。だからこそ常に学び、考え、想い続けることが大事で、やりがいがあり『誇り』が持てる仕事なんです」と語りました。

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オンラインでLIVE見学会

セミナー後半は、クラシック・コミュニティ横浜の現地とオンラインで繋ぎ、LIVE見学会を行いました。これはハローワーク戸塚が行う求職事業所支援の側面もあっての実施で、LIVE見学会は初めての試みとのこと。

現地スタッフがカメラを持ち、エントランスから共用部のラウンジ、最上階（8階）にある自社運営のレストランや大浴場などを歩いて撮影し、セミナー会場のモニターに映し出してライブ感ある紹介になりました。

見学会の後は、企業紹介として施設概要も解説。サービス付き高齢者住宅と介護付有料老人ホームがあることから、元気な時から介護が必要になっても、最期まで安心して住み続けられる「新しい我が家」を目指していること、各居室にキッチンや浴室もあり、夫婦で暮らせる二人部屋が多数あることなどを紹介。入居者の平均年齢が89.1歳、平均介護度は1.6など、具体的な情報も提供されました。

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