【取材レポ】相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはらってどんなところ?楽しい仕掛けや体験がいっぱい!

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【取材レポ】相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはらってどんなところ?楽しい仕掛けや体験がいっぱい!
魚のオブジェが来館者を迎えるエントランス

 相模川とその周辺にすむ淡水魚や両生類、水生昆虫などを飼育・展示し、相模川の魅力や豊かさを紹介している「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」。1987年、水郷田名に開館して以降、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれてきました。

 2014年に株式会社江ノ島マリンコーポレーションが指定管理を担い、「相模川に集い、親しみ、楽しく学ぶ交流拠点」を掲げてリニューアルオープン。2023年に指定管理から10周年という節目を迎えました。現在もたくさんの工夫を凝らし、来館者を楽しませています。

  • 今回は記者が同館を訪問し、魅力あふれる仕掛けや体験をレポートします!

バラエティー豊かな水槽で約100種の生き物を展示

祝・来館者数400万人突破‼ 

 2023年7月、来館者数400万人を達成!記念セレモニーを行いました。

季節を感じる「マンスリー水槽」

 エントランスから中へと進んでいきます。すると何やら華やかな、彼岸花の咲く水槽が!

 こちらは「マンスリー水槽」。季節やイベントに合わせた装飾で、来館者の目を楽しませています。9月は夏の終わりを告げる彼岸花とともに、赤く繊細なヒレが美しい「ベタ」が泳いでいました。

趣向を凝らしたテーマで深く学べる!「特別企画展」

 右手に進んでいくと、見えてきたのはカラフルで大きなパネル。こちらのお部屋では、期間限定の「特別企画展」が随時開催されます。多様なテーマで、解説を添えてたくさんの生き物を紹介します。魚だけでなく、めずらしい爬虫類や鳥類、哺乳類が見られることも!

 「なぜこんな色をしているの?」「どうしてこんなに体が小さいの?」「相模川でも見られる品種は?」生き物を間近で観察しながら、その生態に迫ることができます。

夏休みにぴったりの昆虫展が開催されていました。次はなんだろう?

「ミニトーク水槽」で、一風変わった生き物について解説

 「まもなく13時30分から、ミニトーク水槽で解説イベントを行います」。館内アナウンスを聞いて移動すると、飼育員さんのそばに人が集まっていました。

 今回は、魚の呼吸のしかたについて。「お魚たちはエラ呼吸をして酸素を取り込んでいますが、中には空気を使って呼吸できるお魚や、皮膚呼吸が発達しているお魚もいるんです」。話を聞いていて気になった疑問は、目の前の飼育員さんに聞いてみてもOK!わかりやすく丁寧に説明してくれました。

大きなモニターを操作して、クイズに挑戦!

 奥へと進んでいくと、大きなモニターを操作する親子の姿が。展示装置の「相模川 水のネットワーク」です。案内役の鳥に従い、チームに分かれてクイズに挑戦!
 正解だと思う選択肢に手をかざして…メダルを獲得!川と生き物、そして人間のつながりについて探っていきます。

カラフルな絵がスイスイ泳ぐ!「お魚ぬりえ」

 こちらの「お魚ぬりえ」は、子どもたちに特に人気の装置です。タッチパネルで色を塗ったオリジナルの魚が大きなモニターで泳ぎます。自分だけの色使いで塗ってみよう!

魚の大群が集まってくる!ドキドキの「お魚にごはん」

 屋外のエリアに移動すると、ガチャガチャを発見。こちらでは、魚のエサを買うことができるようです。300円でつぶタイプのエサをゲット!

 大きな水槽の中には魚がいっぱい!エサをぱらぱらと入れてみると、

ぎゃあぁぁ!!怖いくらいいっぱい集まってきた…!勇気のある方は、ぜひ挑戦してみてください。

生き物に触りたい!!「ふれあいワゴン」が大人気

 「とにかく生き物に触りたいっ」と、好奇心いっぱいの子どもたちにぴったりなのが「ふれあいワゴン」。飼育スタッフが生き物に触れながら生態などを解説した後に、希望する人は触ってみることができます。土日は奥の方まで行列ができるほど大人気。
 今日の主役は、こちらのアフリカウシガエル!ぐでっとしたシルエットがかわいい。

「触る時は、ゆっくり優しくなでるように。顔の近くは、びっくりしちゃうから触らないでね」

ぷにぷに柔らかくて、吸い付くような感覚

 担当の飼育員さんによれば、比較的来館者の少ない平日はレアキャラに出会える可能性が高いのだとか。カエルやカニ、ヘビ、イモリ、昆虫などの登場が多いそうですが、ヒトデやウニ、エビのほか、特別企画展にちなんだ生き物が出てくることも!

飼育員さんの「ポイントガイド」で知識を増やそう

 飼育員さんによる解説イベントは他にもあります。こちらは日替わりで行う「ポイントガイド」。今日は実習生のお姉さんが担当するようです。

 テーマは「サクラマスの一生」。クイズも交え、命がけで川から海へと向かうサクラマスの生き方を説明します。お姉さんは下調べをして作った原稿を飼育員に添削してもらい、何度も練習を重ねて本番に臨んだそうです。誠意を込めて準備をしているんですね。

世界に1つのオリジナル作品を!「ものづくりワークショップ」

 出入口付近の多目的室2では、水の生き物にまつわる工作が楽しめるワークショップを実施。受付カウンターで材料を受け取り、説明書を読みながら早速やってみます!

 この日は平日だったので、参加費は無料。紙コップと輪ゴムで「ぴょんぴょん生き物ロケット」を作りました。はさみで紙コップに切り込みを入れて輪ゴムを通し、目とヒレをかわいく描けば完成!

 土日祝日は有料で、さらに素敵なデザインのお土産が作れます。ショーケースには、過去に開催されたワークショップの作品がずらり。色鮮やかでとても綺麗です。

「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」は、ここにしかない体験で思いっきり楽しみながら、生き物についてしっかり深く学べる場所。何度訪れても、新しい出会いが待っています!

住所

神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1

問い合わせ

相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

電話

042-762-2110

042-762-2110

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公開日:2023-09-26

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