2024年1月から、茅ヶ崎市の図書館システムがリニューアル!!利用者の利便性向上などを目的に、茅ヶ崎市内全ての図書施設計13カ所で、利用者カードを持ち歩かずに本を借りることができるようになりました。また、高砂通りにある本館では「セルフ貸し出し」ができるとのとのことで、#ちがすき記者が5歳の息子と一緒に体験してきました!
新システムを利用するには、準備が必要です
スマホ貸し出しなどを利用する際には、カードの有無や利用したサービスによって異なります。あらかじめ確認の上、来館するとスムーズです。
ポイント その1
- 図書館利用者カードを持っている人……………………オンラインでのパスワード設定
- 図書館利用者カードを持っていない人…………………窓口での登録手続きが必要
- 交通系ICカード、マイナンバーカードを使う人………窓口での登録手続きが必要
【スマホ貸し出し】まずはパスワード設定!
茅ヶ崎市立図書館のホームページにアクセスして、利用者カード情報や個人情報、パスワード設定します。
登録後、カード番号とパスワードを入力してログインすると、バーコードが出てきました!!これでスマホが図書カードの代わりになりました!
登録して、ログインさえすれば家族全員分、スマホで借りることができます。今回は私の分だけスマホに登録しました。
スマホでピッと貸し出し
子どもと一緒に借りたい本を選んだら、正面入口付近にある「セルフ貸出機」へ。
- 1月20日時点では、本館(東海岸北)に限って、窓口を通さずに手続きが済むセルフ貸出機が2台設置されています。
スーパーのレジにあるようなバーコード読み取り器を見た5歳の息子は「ぼくがやる!ぼくがやる!」とやる気満々に(笑)
借りる手順は、モニターでイラスト、写真を交えながら解説してくれるので、初めてでも簡単です!
ポイント その2
- 利用者カードの有効期限切れだとセルフ貸出ができません。
- カウンターで手続きが必要です。その際には本人確認ができる健康保険証やマイナンバーカード、運転免許証が求められます。
準備が整ったら、貸出可能です。さぁ、手順通りにやってみます。
息子は、うれしそうに図書館のバーコードを専用の読み取り機(バーコードリーダー)で、「ピッ」と読み込んでいました。
ポイント その3
- セルフ貸し出しは、利用者カードでもスマホ貸し出しでも利用可能です
- バ-コードと読み取り機の距離が近すぎると、なかなか読み取れません(笑)
- 少し手を高く上げて、離してスキャンすると、すんなり「ピッ」とできました
モニターには、借りるた本の一覧と、借りた点数・借りられる残点数など表示されます。この日は最大冊数の10冊の絵本を借りました!
ポイント その4
- 誤って、茅ヶ崎市立図書館のバーコードではなく、ISBN出版者記号(書店流通などで使用されるバーコード)を読み込んでしまうと、しっかりエラー表示されます。
- 同じ図書を2回読みこんでしまった場合も、画面で確認されるので、安心です。
- 5歳児でもラクラク借りることができました!
- 窓口と同様に貸し出しレシートが出てくるので、本と一緒に持ち帰ります
図書館担当者は「これまでは窓口に行列ができて、お待たせしてしまうことも度々ありましたが、セルフ貸出機の導入で、待たずに利用できるようになりました。最初は、セルフ貸出機の使い方に戸惑うかもしれませんが、慣れると簡単にできますので、ぜひ利用ください」と呼びかけています。
借りた本の履歴も見られるように
また、オンライン設定することで、借りた本の履歴が残せるようになりました。図書館側が履歴を見ることはできないなど、プライバシーに配慮されています。
- #ちがすき記者の場合、「前に読んだあの本のタイトル、何だっけ??」などと物忘れをするので、履歴はとても便利です!
- 履歴を通じて「そういえば、この作家さんが好きだった時期があったなぁ」と、過去の図書や、かつての自分を顧みることができるのもありがたいですね。
- 絵本や児童図書などの読書履歴は、子どもと過ごした時間の記録にもなります!
所蔵してほしい本のリクエストもオンラインで
また、図書館に所蔵の無い本のリクエストもオンラインで出来るように。従来は、来館した上で、所定の紙に記載なくてはなりませんでしたが、オンライン設定さえ済んでいれば、スマホでも簡単できます!
ここがポイント その5
- 早速、「蔵書検索・予約」のページからリクエスト
- 「未所蔵のみ」にチェックするのを忘れずに!
- 最初は手こずりましたが、慣れるとスムーズにできました!
- 来館して書類を書くのは億劫&気恥ずかしいですが、Webだと気軽にリクエストできます
- 必ずリクエストに応えてもらえるわけはありません。所蔵されたらラッキーですね!
まとめ「子どもが図書館好きに!」
セルフ貸出は、憧れのバーコードリーダーの〝ピッ〟を体験できた息子が大ハマり!おかげで、「自分で本を借りられる!借りたい!図書館楽しい!」という気持ちが高まっていました。帰りのクルマでは「もっと図書館に居たかったな」「また来ようね。楽しかったね」と名残惜しそうでした。
また、蔵書リクエストがオンライン上で出来ることで、アマゾンで本を購入するような感覚で本のリクエストできます。
また、スマホ貸し出しの設定をしておけば「有効期限」も表示されるメリットも。今回、息子のカードの有効期限が切れていましたが、予めスマホで表示されていると、本人確認書を忘れずに来館できます。(子どもの本人確認書類って意外と持ち歩いていませんよね)
デジタル化によって、サービスが向上している図書館。ぜひお子さんと利用してみて下さい。きっと新たな本との出会いや読書体験ができますよ!