丸子地区の9つの町会(新丸子町内会、新丸子東町会、新丸子東二・三丁目親和会、丸子通一丁目町会、丸子通2丁目町会、上丸子八幡町町内会、上丸子天神町町会、上丸子山王町一丁目町会、上丸子山王町二丁目町会)が集まる丸子地区連合町会の大運動会が10月13日、上丸子小学校で行われた。子どもからシニアまで延べ500人が参加した。
同運動会は、1969年に町会内や他町会との親睦、交流を深めるとともに会員の健康増進を目的にスタート。雨やコロナで中止となった年もあったが、今回で55回目を迎える恒例行事だ。ここ数年は、気候の変化や子どもたちの習い事の多様化などを理由に半日開催に。恒例の町会対抗リレーや、町別綱引きといった世代を超えて参加できる種目や、年代別に分かれて行う種目、当番町会によるオリジナルの種目を実施し、毎年盛り上がりを見せている。
今年も開会式の後、徒競走、障害物競走、パン探し競争、大縄跳びなど12のプログラムが行われ、各種目白熱。各自の町会への声援が会場に響き渡り、参加者同士で交流を深めながら、競技を楽しんだ。今年は、町別リレー、綱引きをともに制した新丸子東町会が総合優勝を決めた。
参加者からは「町会、世代を超えて集まる機会が少ないので、スポーツを通じて交流できるのは楽しい」の声も。今年当番を務めた上丸子山王町一丁目町会の小川正之会長は「スポーツ推進委員の協力もあり開催できた。町会の交流など当初の目的は達成できた。継続してほしいという声も多いので、今後も続けられるよう工夫しながら取り組んでいきたい」と意欲を見せ、スポーツを通じた町会交流は続く。