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日本初・世界初――。『東芝』の技術が川崎市から未来を拓く

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日本初・世界初――。『東芝』の技術が川崎市から未来を拓く

開発・製造拠点「堀川町工場」の面影、今も。

 蛍光ランプをはじめ、発電・送変電機器などのエネルギー事業、上下水道、鉄道交通システムなどの社会インフラ事業、自動車・産業・民生向けの半導体・HDD事業など、日本初・世界初の製品や技術を数多く開発し、人々の生活を支えてきた『東芝』。

 1908年、東芝の前身・東京電気が川崎市の企業誘致により国鉄・川崎駅の西口に構えた工場は、後に「堀川町工場」と呼ばれ、約100年にわたり東芝の開発・製造拠点としての役割を果たしてきました。2000年に閉鎖され、その跡地に誕生したのが、大型ショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」。

 それゆえ、ラゾーナの施設内には、「東芝ブラウン管発祥の地」と刻まれた記念碑や、明治期から工場の歴史を見守り続けた桜の木、工場の守り神として島根・出雲大社から分祀された神社など、工場の歴史を感じる面影が数カ所に残されています。ショッピングを楽しみながら、その遺構を巡ってみると、今まで知らなかった東芝の歴史に出合えるかもしれません。

工場時代から残る桜の木

島根・出雲大社から分祀された神社

人材と技術を集約「イノベーション・パレット」

 そんな東芝が2024年2月、新たな研究開発拠点として幸区小向東芝町に開設したのが「イノベーション・パレット」。東芝が持つ多様な人材と技術を集約し、部門の垣根を越えた活発なコミュニケーションから斬新なアイデアを生み、イノベーションやソリューションにつなげようとオープンで多様な環境を整備しました。

 研究開発センターの稗田さんは「社員の自主的な企画や取り組みも多く見られるようになって、職場の雰囲気も変わってきています。異分野の研究者が交流することから新規事業の種が出てくることを期待しています」と手応えを口にします。この先進的な現場からヒントを得ようと、全国から見学に訪れる取引先も多いそうです。

イノベーション・パレットの共創空間

2025年、本社を川崎へ。「まだ見ぬ世界の技術を」 

 さらに東芝は2025年上期に、浜松町にある本社をここ川崎市に移転することを決定。企業ビジョンに掲げる、「カーボンニュートラル(脱炭素社会)」と「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の実現と、生活基盤を支える社会インフラ全般を整えるべく、川崎から未来に向けた事業展開を進める構えです。

 また、行政や市内外の企業との連携も重視しており、「川崎市脱炭素ライフスタイル行動変容促進プロジェクト」への参画や、川崎鶴見臨港バス㈱との「超急速充電EVバス運行の実証事業開始に向けた共同検討」など、具体的な取り組みを進めています。

 人事・総務部の中原さんは「東芝はゼロからイチをつくりだしてきた日本初・世界初という技術やインパクトを創出し続け、関わりの深い川崎の地から発信していきたい」と力を込めます。川崎市の福田紀彦市長も「まだ見ぬ世界の技術を生み出し、世界中の人を幸せにしてほしい」と、川崎から生まれる新たな歴史に期待を寄せています。

未来のエンジニア育成にも注力

 こうした東芝の歴史や技術を学べる「東芝未来科学館」は2024年6月をもって一般公開を休止し、現在は改装中で、顧客や関係者のみへの開示にとどめているとのこと。しかし今後は、市制記念日(7月1日)などの特別な日での公開を検討していきたいとしています。また、子どもたちの科学的な思考を養う人気の「川崎さいわい少年少女発明クラブ」は今後も継続していくとし、ものづくりの魅力を伝え、未来のエンジニア育成にも力を注いでいます。

東芝未来科学館で展示した茶運び人形(からくり人形)

市民と躍動!プロスポーツを通じた地域交流も

 プロスポーツの分野でも注目を集めている東芝。社会人野球の「東芝ブレイブアレウス」は、都市対抗野球大会で過去7度の優勝を誇る名門です。プロ野球選手も、落合博満、坪井智哉、吉村貢司郎ら、これまでに44名も輩出!さらに、昨年の都市対抗野球応援団コンクールでは、東芝が最優秀賞を獲得し、かわさき舞祭や川崎市民の歌など、地域密着の音楽とパフォーマンスが評価されました。

 また、ラグビーリーグワンの「東芝ブレイブルーパス東京」も、川崎市と川崎ラグビーフットボール協会とで協定を結び、市民の応援を受けて躍動。W杯でも注目を集めたリーチマイケル選手らトッププレイヤーを擁し、2024年5月にはリーグワン初優勝を飾り、ラゾーナ川崎で行われた優勝報告会も賑わいをみせました。

リーグワン初優勝を飾った、東芝ブレイブルーパス東京

 両チームともに、今後も、子ども向け教室やスポーツイベントなどを通じて、地域交流を深め、競技の普及や技能向上などスポーツの楽しさを伝えていきたい考えです。

    • 2024年・川崎市制100周年から、次の100年へと歩みを進める川崎市。東芝の新たな歴史もここ川崎に刻まれていくことでしょう。

(左から)小向事業所の中村さん、人事・総務部の椎名さん、研究開発センターの稗田さん、人事・総務部の中原さん、清水さん

 

住所

神奈川県川崎市

問い合わせ

東芝

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公開日:2024-12-27

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