「顔が見える」ぬくもりある自治会 百合ヶ丘みずき街自治会【2025年3月7日】

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「顔が見える」ぬくもりある自治会 百合ヶ丘みずき街自治会【2025年3月7日】
みずき会に参加した会員=2月19日

「麻生区町会連合会」には区内106の町会や自治会が加入する。構成団体の一つである「百合ヶ丘みずき街自治会」(大河原よし江会長)は、加入82世帯と小規模ながら定期的にサロンやイベントを開催。地域の結び付きを強めている。大河原会長は「規模が小さい分、すぐ顔見知りになれ、祭りの時などは皆クラス会のように楽しんでいる」と話す。

自治会結成は1962年。前年に百合ヶ丘第二団地の入居が始まり、店舗を含め29棟672戸が居住した。2006年に建て替えられると、みずみずしい緑豊かな樹木と花でいっぱいの街並みから団地は「みずき街」と名付けられた。周辺にハナミズキの木々が植えられ名実共に「百合ヶ丘みずき街」となった。標高約100mと市内で最も高地にある地域の一つ。景観の良い高台に位置し、敷地内に分水嶺が東西に走る。現在9棟約350世帯が生活する。

毎月第3水曜日の午前に集会所で行われる交流サロン「みずき会」には毎回15人程度が参加。民生委員の久代明さんが、健康体操や防犯防災の講話などをし、軽食と茶を口にしながら交流する。3、4カ月に一度は百合丘地域包括支援センターの職員が訪れ高齢者の抱える課題について語る。「月に一度でも集まっておしゃべりして楽しむことが良い。気軽に参加してもらえるとうれしい」と久代さんは微笑む。

ゲームを楽しむみずき会参加者

8月の納涼大会、秋の防災防火訓練、12月のイベントが年間三大行事。山田伊都子副会長や、役員、会員有志と共に組織運営に奔走する大河原会長は「自治会の規模が小さい分サロンや行事に参加してもらうとすぐに顔見知りになれるし、お互いの健康状態などもわかるようになる。親睦を深めることで個々のつながりができ共通の趣味を通じた交流なども生まれている」と笑顔を見せる。

川崎市町内会・自治会ページ

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神奈川県川崎市麻生区

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電話

044-965-5113

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公開日:2025-03-07

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