通学路で毎朝見守り
南永田東町内会(川井興一会長)は、井土ケ谷小学校に通う児童の見守り活動を2022年から毎朝、続けている。
永田南の白幡神社付近から京急線のガード下を通り、小学校に至る一方通行の道は、地域の児童約100人が通る通学路。その途中の大浜ハイツ横に、4、5人の町内会役員が立ち、通学する児童を見守る。わずかな時間だが、「おはよう」のあいさつやハイタッチを交わす、ふれあいの時になっている。
見守りをする参加者は「子どもの声を聞くことが楽しみ」と目じりを下げる。「町内会の青少年活動の需要は、子育て世帯の生活様式の変化に伴い、以前に比べ減っているように思う」と川井会長。だからこそ見守り活動で顔を知ってもらい、地域への理解・親しみを深める機会になればと考える。「大きくなって地域活動に参加してくれれば嬉しい」と期待する。