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川崎市登録要約筆記者協会の活動30周年記念事業「加藤登紀子氏トークショー」【10月7日】@高津市民館

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川崎市登録要約筆記者協会の活動30周年記念事業「加藤登紀子氏トークショー」【10月7日】@高津市民館
トークショーの開催告知

「川崎市登録要約筆記者協会」活動30周年

 「聞こえない」「聞こえにくい」といった人が会議などの場に参加できるよう、話し手の意図を文字で伝える通訳「要約筆記」。この活動を市内で手掛ける要約筆記者で構成される「川崎市登録要約筆記者協会」が、活動30周年の記念事業を2025年秋に「高津市民館ノクティホール」で行う。

要約筆記

 「要約筆記」とは、話されている内容を要約し、文字で伝える聴覚障害者への情報保障の取り組み。生まれつき聴覚に障害のあるろう者などの言語である「手話」に対して要約筆記は中途失聴者や難聴者などの意思疎通をサポートする手法として役立てられている。

 市内でこの活動を手掛ける川崎市登録要約筆記者協会(三品めぐみ会長)には現在41人の登録要約筆記者が在籍。派遣要請に応じて会議や講演会、病院、学校などさまざまな場所に出向き、手書きまたはパソコンでその場の話の内容を文字にして通訳している。

約1年の研修経て養成

 川崎市で要約筆記者になるためには厚生労働省のカリキュラムに則って「川崎市聴覚障害者情報文化センター」(中原区)で開催される養成講座の受講が必須(今年度の募集受付は終了)。約1年に及ぶ講座を修了したのち、全国統一の認定試験をクリアして、川崎市に登録、要約筆記者として活動できるようになる。

 登録後は協会に所属して定期的な研修を行い、会員同士が互いに知識や技術の研鑽(けんさん)に努めている。また、会報発行を通じた情報共有や例会開催等による会員間の親睦なども深めているという。

要約筆記者の研修の様子

10月にトークショー

 設立30周年を前に同協会では高津市民館ホール(ノクティホール)を会場に10月7日(火)午後2時から記念イベントを開催。シンガーソングライター、作詞家として知られる加藤登紀子氏を招きトークショーを行う。

申込締切【8月31日】

 当日は「マイナスもプラスにひっくり返そう」というテーマの下、同氏による興味深いエピソードなどが披露される予定。また会場では要約筆記や手話通訳も行われ、川崎市登録要約筆記者協会の活動を垣間見ることもできる(定員600人・入場無料)。申込みはこちらより(1口2人まで)。

 申込み締切りは8月31日(日)。

開催日

2025年10月7日(火)
午後2時~

住所

神奈川県川崎市高津区溝口1-4-1  高津市民館

費用

入場無料

公開日:2025-07-24

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