認知症啓発イベント「RUN伴(らんとも)」が9月6日(土)と21日(日)に相模原市内で開かれる。これに先立ち8月8日に市民会館で代表者会議が行われ、過去最多の出場数となる約65チームの代表者がコース概要などを確認した。
「RUN伴」は、認知症の人と接点がない地域住民や企業、商店などが 認知症の当事者やその家族、医療・福祉関係者などと一緒にタスキをつなぎながら走るイベント。まちづくり活動の一環として始まり、全国的に広がっている。
市内では2014年に淵野辺エリアを中心に初開催され、年々コースを伸ばしながら、周知されてきた。今年は2日間で6コースを設定。「市内をオレンジ色に染めるべくタスキリレーをしたい」と実行委員会の大島利通さんは話す。
6日午前10時30分からは市役所本庁舎前広場でオープニングセレモニーを開催。さらに21日には同広場で正午から午後4時までゴールイベントを企画。キッチンカーや各種ブースも出店する。
大島さんは「一緒に『RUN伴さがみはら2025』を楽しみ、認知症になっても安心して暮らしていける相模原をめざしていきましょう」とコメントしている。