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「『なんでもいい』と言ったのは誰ですか」子育て日記・その16

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「『なんでもいい』と言ったのは誰ですか」子育て日記・その16

「今日、何食べたい?」

聞いてみました。

「なんでもいい。」

おお。今日は楽です。
では、と。

「カレーにする?」「カレーはやだ。」

ん?

「じゃあ、うどん?」「うどんじゃない。」

なるほど。

「ハンバーグは?」「昨日食べた。」

そうでした。

「じゃあ何がいいの?」「なんでもいい。」

戻りました。話が最初の場所に戻っています。

もう一度いきます。

「お寿司?」「違う。」

「ラーメン?」「うーん。」

「オムライス?」「ちがーう。」

だんだんクイズになってきました。どうやら正解があるようです。
しかし出題者も正解を知らない可能性があります。

「じゃあ、本当に何がいいの?」

少し考えています。ようやく答えが出るのでしょうか。

「おいしいやつ。」

でしょうね。

別の日。

「今日どこ行きたい?」「どこでもいい。」

嫌な予感がします。

「公園は?」「いつも行ってる。」

「図書館?」「今日はいい。」

「買い物?」「やだ。」

やはり始まりました。

「じゃあ、どこ?」「どこでもいい。」

また戻りました。この会話、出口がありません。
結局その日は近所を歩いて、途中で見つけた公園に入りました。

「ここ来たかったんだよね。」

初耳です。でも楽しそうなので、もう何も言いません。

帰り道。

「今日どこが一番楽しかった?」

聞いてみました。

「コンビニ。」

公園ではありませんでした。ジュースを選んだ数分間が一位です。
こちらが一生懸命考えた予定とは何だったのでしょう。

そういえば自分も、

「何食べたい?」と聞かれて、
「なんでもいいよ。」と言うことがあります。
そして出てきた案に、
「それじゃないかな。」と言うこともあります。

……。
この話はここまでにしておきます。

あなたの「なんでもいい」は、本当になんでもいいですか?

『へんてこ子育て日記』はこちら

住所

神奈川県横浜市

公開日:2026-09-21

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