【取材レポート】大磯市に行ってきました<湘南チャリの旅>

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【取材レポート】大磯市に行ってきました<湘南チャリの旅>

夏は夕方5時スタート 9月の大磯市は16日(日)開催です

〈2018年10月17日更新〉

毎月、第3日曜日に開催される大磯市(いち)、7月から9月までの3カ月は、いつもの「朝」開催から、夕方へ。「夜市」として17時に始まります。
会場となる大磯漁港周辺には、約190店舗の手作りクラフト店やキッチンカー、屋台が並びます。いつもの大磯市よりも、飲食店が(若干)多いのが「夜市」の特徴です。

大磯の港がナイトバザール会場に

2010年から始まったこのイベントも、今年で8年目。出店の条件は、ハンドメイド、かつ、独立している(企業などに属していない)個人など。大磯に関係のある個人、法人が中心です。
運営者の一人、原大祐さんは「港が会場で場所が限られていますから、出店者の数も限られていて、毎回200件弱です。出店の数を競うよりも、出店者と来場した方、出店者と出店者、来場者と来場者、それぞれのコミュニティを大切にしたいし、それが大磯市の魅力」と話します。

百聞は一見にしかず、実際に行ってみました!

原さんの話しを聞かせていただき、いやがおうにも盛り上がってきました。それなら!と、実際に行ってみることにしました。
「周辺は混み合うので、公共交通機関を」と言われていたので、あえて、チャリンコでいくことに。

写真は7月15日、3連休の中日。夕方5時過ぎ、国道一号線上り車線、大磯中学校・松並木の前。見事な渋滞です。下りは大丈夫ですが、上りはダメですネ。週末の大磯では恒例の風景です(これでも、バブルの頃よりは落ち着いたと思いますが)。やはり、車での来場は厳しいですネ。

大磯市への行き方

大磯駅からの徒歩ルートは、明治、大正、昭和、大磯の歴史を感じさせる史跡もいっぱい

電車で来る方もいるかと思いますので、JR大磯駅からの徒歩ルートも案内しておきます。会場のある港まで、小さいお子さんをつれて20分弱です。お手洗いは、駅舎右手にあります。

写真は大磯駅。オレンジ屋根の木造駅舎。改札は南側のみ(過去には山側にもありましたが、今は一つです)。改札を出たら、横断歩道を渡り、右側へ進みます。澤田美喜記念館の前を過ぎ、大磯小学校方面へ。

澤田さんは、三菱の創始者、岩崎弥太郎の孫娘です。旦那さんは外交官だったり、昭和の宰相、吉田茂が大磯に居を構えていたことから、大磯に「CIAがいる」との、都市伝説も。

すみません。話しが逸れました。写真は大磯小学校、イソショーです。創立は明治6年ですから、140年超の歴史をもつ小学校です。

小学校前を過ぎ、国道1号線まで進みます。言わずとしれた箱根駅伝(4区、7区)のコースでもあります。

湘南発祥の地 大磯

鴫立沢〈しぎたつさわ〉の交差点、横断歩道を渡り左、平塚方面へ。反対側、下り方面はゆるやかな登り坂になっていて、明治の元勲・伊藤博文にちなんだ統監道という名のバス亭があります。

横断歩道を渡ると、鎌倉時代初期に活躍した歌人・西行法師ゆかりの鴫立庵〈しぎたつあん〉と、湘南発祥の地を記した碑がでてきます。

大磯の人は、自分の住んでいる所を湘南とは思っていないキライはありますが、「湘南はどこだ論争」にケリをつけるものでもあります。

ここまでで、大磯駅より徒歩7~8分ほど。ここからさらに平塚方面へ進みます。

見えてくるのが、新島襄終焉の地。
余談ですがNHK大河ドラマ「八重の桜」では、オダギリジョーさんが演じていましたネ。さらに話が逸れますが、大磯が関係した大河ドラマといえば、1985年、川上音二郎を描いた作品「春の波濤」があります。ドラマ中、音二郎の奥さん役、松坂慶子さんが大磯海水浴場で泳ぐシーンがあったような気がします。


この先、照ヶ崎海岸入口の交差点を右、海の方へ、坂を下っていきます。

坂を下る途中にある一枚の看板。大正時代の首相、原敬の別荘跡地。

看板を横目に見ながら、さらに坂を下ると照ヶ崎プールが見えてきます。ここを左へ折れます。あとは道なりに進んでください(人がゾロゾロ歩いているのでわかりやすいかと思います)。

大磯市の駐車場

歩くルートを紹介しましたが「子どもといっしょに20分の歩きはムリ~。車のほうが便利」というご家族もいるかと思います。会場近くには2か所の有料駐車場があります。夏場は周辺道路、駐車場自体も混み合いますが、料金表の写真、貼っておきます。お手洗いは、西湘バイパス側の駐車場に併設されています。

ここまでのんびり歩いて、だいたい15分~20分ほど。会場に着きました! チャリンコは、会場入口に臨時駐輪場があるので、そちらを借ります。

屋台にキッチンカー、ハンドメイドのお店が並びます

会場は、大きく3つに分かれます。屋台、ハンドメイドのお店が並ぶエリア。キッチンカーエリア。そして、芝生広場。

時間は、日が少しかげり始めた5時30分過ぎ。昼間の余韻を残しつつ、潮風が適度に吹いて、心地よい夕方です。ただ、会場は熱気ムンムン。沢山の人で賑わっています。

そして、屋台はこんな感じです。


数ある屋台の中でも、今日の一番人気は烏賊の丸焼き。炭火の香ばしさ×お醤油の焦げる香り、行列ができるわけです。

大磯市では常連さん、中井の宮川酒店。http://miyagawasaketen.com/

キホンの「キ」ですが、自転車も、「飲んだら乗るな」、アルコールは絶対NGです。
なので、グッと我慢。

リコリタ。 https://www.facebook.com/ricoritacorita/

ご飯物ないな~、と思っていたら、ありました。茅ヶ崎から出店された方でした。手作りのお稲荷さんとコロッケ。

こちらの銘柄は、日本初上陸だそう。

生しらすもありました。

 大磯産の朝どれ野菜。西小磯の畑で育てた夏野菜が並んでいました。

 たいようまるかじり https://www.facebook.com/taiyomarukaziri/

 タウンニュースでも過去に取材させていただいておりました。  https://www.townnews.co.jp/0606/2017/10/13/402447.html

 港の食堂の前では、若子〈鰤の子ども〉のフライも。
大磯漁協直営 めしや大磯港 https://www.oisokou.com/

港メシといえば、サザエにホンビノス、「貝」ですね~。

キッチンカー、今日の一番人気はハンバーガー。

好きなフードを手に入れたら、芝生広場でビール片手にまったりタイム。常連の方は、レジャーシートにミニテント、キャンプ用の椅子を持ちこんでいる方も。潮風とビール、大磯時間、最高です!

お子様づれ、ペットづれの方も、本当にたくさんいました。来場者同士、ゆるいつながりで盛り上がるグループもちらほら。

会場の横は、港。当然、柵などはないので、小さなお子さんづれの方、飲酒された方はご注意を。

ついつい、屋台に目が行きがちですが、クラフトものも充実しています。

岡村工房 https://www.facebook.com/tomotaro.okamura

yggpranks https://www.facebook.com/yggpranks/

 

夕方、7時を過ぎ、日もだいぶ陰ってくると、会場にライトがともり、さらに人が増えていきます。7時30分を過ぎると、会場も幻想的な雰囲気に包まれます。

毎回出店される方もいれば、今回初めて、という方も。来るたび、新しい出会いがありそうです。次回開催は、8月19日(日)、17時スタートです。

住所

神奈川県中郡大磯町大磯1398-18

大磯漁港周辺。

ホームページ

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公開日:2019-08-23

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