ナザレ幼稚園の特色・園生活の様子
子どもが秘める「育ちたい」という思いや持てる力を醸し、未来に希望を持って生きる力を育てるナザレ幼稚園は、2019年度より「幼稚園型認定こども園」になりました。英語やお茶、リトミック、舞踊、体操など多種なコーナーの中から子どもたちが自ら選択し、遊びながら意欲や自主性、考える力を引き出す「コーナー保育」をはじめ、自然豊かな「からんこ山」での里山保育、山梨県の付属施設での農業教育など質の高い幼児教育を実践しています。幼児期こそ人間の原型が形成される大事なとき。子どもたちは自然や愛情、文化との出会いを大切に、希望いっぱいの園生活を送っています。
バイリンガルコース
英会話に親しみ習得を試みる、オプションの保育コース。外国人教師と日本人の幼稚園教諭が2人1組になり、絵本や歌、あいさつや会話など、日常の保育を英語で行います。母国語である日本語も大切にしながら、早い時期に国際文化にふれ、多様な社会で育ちあう心が身につきます。最初はキョトンとしていた子どもたちが年中、年長と進級するにつれて、先生の話す言葉をしっかり理解し、受け答えできるようになってきます。
子育てママを応援する未就園児クラス
親子のふれあいの場として0歳~の「ぴょんぴょん教室」、2歳~未就園児の「にこにこ教室」、完全母子分離の2歳児クラス「ぽかぽか教室」を展開し、初めての子育てに不安を抱えるママたちをサポートしています。体操や自然遊び、手遊びなどをまじえ、ベテラン教諭が1人ひとりの発達を温かく見守ります。子どもたちだけでなく、ママ同士が共感し合い、助けあう場として、自然とつながりを深めています。
ナザレ幼稚園・瀬野哲裕学園長からメッセージ
20万年の昔、アフリカで生まれた人類は、進化の課題を「牙の大きさや鉤爪の強さ」に変えて「心の誕生」を選び、「喜びの深さ」を求めて、地上の生物の進化の頂点に立ちました。
保育園期(0~2歳)で母の愛情を受けて幸福の価値を発見した子どもたちは、幼稚園期(3~5歳)で母の「役に立ち喜ばれる事が善であり、傷つけ悲しませる事が悪である」と理解して、「悪を嫌い善を願う」心が育ちます。