有馬図書館(松田彰館長)で2月10日(日)、2011年3月11日に起きた”東日本大震災”をテーマにした朗読会が行われる。時間は午後2時から3時30分まで。参加費無料で、定員は先着30人。
当日は、震災後にボランティアで300人以上を復元した女性納棺師が綴った絵日記「おもかげ復元師」や、「『風の電話』とグリーフケア」、「東日本大震災遺児作文集」が語られる。
語り手となるのは岩手県盛岡市出身の野口田鶴子氏。オペラ研鑽のためイタリアへ留学した同氏は方言で語られるイタリア古詩に魅せられ、朗読を始めた。以来、故郷の宮沢賢治の作品を語り続けている。また宮沢賢治の名において顕彰されるにふさわしい実践的な活動を行った人に贈られる”イーハトーブ賞”の奨励賞を2016年に受賞。
問合せは同館【電話】046・238・4646へ。