横浜市立横浜総合高校(小市聡校長)や南中学校(高木俊彦校長)の生徒らがアフリカの昔話を絵本で紹介し、今の社会につながるメッセージを伝える取り組み「アフリカ昔ばなしテラス」を8月3日、みなとみらい駅改札横の「みらいチューブ」で行う。
28日から30日にパシフィコ横浜で開かれるアフリカ開発会議(TICAD)に合わせて横浜総合高が中心に企画。南中とみなとみらい本町小=西区=も賛同し、3校の児童・生徒がジンバブエ、ウガンダ、エチオピアの昔話を発表する。
各校が大型の絵本を作る。南中は市内小中学校がアフリカの一国を定めて交流を行う「一校一国」の対象になっているウガンダの昔話で仲間の大切さを説いた「少年とうさぎの友情」を描いた。
横浜総合高の小市校長は「昔話を通してSDGs(持続可能な開発目標)を考えられたら」という。同校3年の関口拓斗さんは「家族で楽しめる内容になっています」と呼び掛ける。
発表は午後1時からと2時30分からの2回。