武蔵野美術大学大学院に通う若き版画家・鈴木英里子さんの初個展「鈴木英里子―瞬きを刻む―」が、9月4日(水)から13日(金)までフェイアートギャラリー=西区楠町5の1深作眼科ビル1階=で開催されます。時間は午前10時〜午後7時(最終日は午後5時)で、土・日・祝休廊。入場無料。
鈴木さんは、2018年に系列画廊の主催で開かれた版画公募展「第7回FEI PRINT AWARD」で準大賞を受賞するなど、今後の活躍が期待されます。
制作テーマとして深い関心を寄せているのが、「地球上で最も美しい鳥」と称されるヘビクイワシだ。白を基調とした身体と細く長い脚、紅色の化粧を施したような目周り、長いまつげといった美しい魅力と、猛毒のヘビをも捕食する獰猛さを個性として作品の中に表現しています。
鈴木さんは「私は今、上野動物園のヘビクイワシをモデルに木版画の制作を続けている。私の作品を通して少しでも彼女の魅力を感じて貰えたのならば作者としてそれ以上の喜びはないと思う」と語っています。
問い合わせは同ギャラリー【電話】045・325・0081へ。