現代俳句協会名誉会長などを務めた俳人で、昨年急逝した金子兜太(とうた)氏のドキュメンタリー映画「天地悠々 兜太・俳句の一本道」が10月8日(火)、麻生市民館大会議室で上映される。主催は麻生区文化協会(菅原敬子会長)、市教育委員会、市総合文化団体連絡会、県現代俳句協会との共催。
毎夏、市民館で俳句講座を開催してきた同協会。今年は俳句講座の一環で、金子兜太氏の生誕100年記念イベントとしてドキュメンタリー映画の上映を行うことになった。当日は映画上映後に俳誌「朱夏」主宰の酒井弘司氏と、同映画で監督、脚本を務めた河邑厚徳氏(元NHKプロデューサー)によるトークショーも行われる。
麻生区文化協会の橋本周さんは「俳句に興味がある方はもちろん、一般の方にも映像を通して偉人の生きざま、ショート文学と呼ばれる俳句に関心を持ってもらえれば」と話している。
上映会は定員240人(先着順)。映画は午後2時から(30分前開場)で、全席自由1500円。チケット購入や催しに関する問い合わせは同協会の橋本さん【携帯電話】080・5687・0072へ。