イベントの収益は被災地へ寄付
鎌倉商工会議所青年部(黒木伸太郎会長)が主催する「オクトーバーフェストKAMAKURA2019」が10月5日(土)と6日(日)の2日間、鎌倉市役所駐車場を会場に開催される。県内外の地ビールのほか地元企業による飲食店ブースが多数出店。イベントの収益は東日本大震災のほか台風15号の被災地にも寄付される。
地元の若手経営者らが所属する同会が、ドイツ・ミュンヘンで行われるビールの祭典を参考に企画したこのイベント。東日本大震災の被災地支援とともに、観光客が少なくなる夕方以降の街を盛り上げようと始まり、8回目を迎える。
個性豊かな地ビールが登場
今年も神奈川県内をはじめ岩手、福島、宮城、熊本、山口の個性豊かな地ビールが登場。地元飲食店を中心にソーセージや餃子、やきそばなどのフード類を販売し、ビールとともに味わうことができる。
子どもも楽しめる
会場には家族連れにも楽しんでもらえるようにと、子ども向けのブースやワークショップを用意。またステージも充実しており、6年連続全国大会出場中の横浜平沼高校ダンス部、海外の大会でも活躍する横浜創英中学高等学校バトン部のほか、キッズダンスチームなどが出演する。

出演する横浜平沼高校ダンス部
主催する同団体鎌倉ビジョン委員会の松原洋平委員長=人物風土記で紹介=は「収益金は台風15号で大きな被害を受けた千葉県や地元鎌倉のためにも役立てます。ご家族で訪れて楽しい時間を過ごすとともに、被災地の支援にもつなげてもらえたら」と話している。
入場無料(飲食代金は別途)で小雨決行だが荒天中止。時間は5日が正午から午後8時まで、6日が午前11時から午後7時まで。
問い合わせは鎌倉商工会議所内事務局【電話】0467・23・2563、またはフェイスブックで。