横浜・本牧で四季折々の風景が楽しめる日本庭園「三溪園(さんけいえん)」に新たなお土産品が誕生しました。2019年12月5日、商品のお披露目会とともに三溪園内で販売がスタート。早くも国内外の観光客の目にとまり、お土産を購入する人が多く見られました。
今回発表されたお土産品は、横浜市文化観光局と公益財団法人三溪園保勝会がタッグを組み、横浜の地域ブランド「ヨコハマ・グッズ横濱001」の会員企業10社が、食品や雑貨などを開発しました。
市文化観光局観光振興課の担当者は、三溪園ならではの商品を通じて横浜の「和」の魅力を広く発信していきたいとしています。
三溪園の新お土産 お菓子・飲料編
横浜土産の定番「横濱ハーバーダブルマロン 三溪園」は、パッケージ裏面に三溪園古建築散策マップが描かれたオリジナルデザインで、園内に10ある重要文化財と3つの横浜市指定有形文化財を知ることができます。
葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」を現在に想定してデザインされたクッキーのパッケージとタンブラーには、大波とともに三溪園の三重塔や横浜ランドマークタワーなど、みなとみらいの風景も描かれています。
横浜市の水源地、山梨県道志村の湧水を仕込みに使った「横浜ビール」も、三溪園をテーマにしたラベルを貼った新作を発売しました。
元町の和菓子店「香炉庵」は、人気の薄皮どら焼きに、原三溪が好んだ「四弁花文」の焼き印を押したオリジナル品を発表。
野点セットは、桐箱と「キタムラ ケイツウ」バッグ入りの2パターン
横浜創業のお茶専門店「横浜園」オリジナルブレンドの抹茶で楽しむ「野点セット」は、桐箱に入ったものと、元町の老舗バッグブランド「キタムラ ケイツウ」のミニトートがセットになったもの、計2パターンが販売されています。
三溪園の新お土産 雑貨編
雑貨は、外国人観光客を意識したTシャツや、春夏秋冬の4種あるポスターをベースにしたマグネット、普段使いにもちょうどいいナチュラルカラーのトートバッグなどが登場。
横浜市泉区で創業50年の山村染織工芸による染織工芸品は、手ぬぐいと風呂敷、シルクのスカーフ・帯揚げの3商品を販売しています。「現代の名工」にも選ばれている創業者の山村助成さんの娘で、染織家の山村あゆみさんが、1年ほどかけて園内の四季をスケッチ。ハスの花や竹、彼岸花、桜、アジサイなどをモチーフに、一つ一つ「手描き染め」という手法で仕上げています。
三溪園記念館ミュージアムショップで販売中
三溪園のお土産品は、園内にある三溪園記念館のミュージアムショップで販売しています。その後、順次「ヨコハマグッズショップ」などでも販売。横浜髙島屋のショップでは2020年1月22日からキャンペーンも予定されています。
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