横浜が誇るお土産ブランド「ヨコハマ・グッズ横濱001(ゼロゼロワン)」。第18期の認定商品がこのほど発表され、お披露目されました。
2年に一度の審査会で認定
「ヨコハマ・グッズ横濱001(ゼロゼロワン)」は、横浜市制100周年の1989年(平成元年)の横浜博覧会を契機にスタートした横浜のお土産ブランドで、商品は2年に一度の審査会で認定しています。「一般社団法人YOKOHAMA GOODS 001」代表理事を務める前田征道さんは発表会で「市民に愛される商品として横浜のイメージやライフスタイルにあったもの」が選ばれていると話していました。
横浜市長賞に「横濱ぶぶあられ」「横濱開港はっぴ」
第18期(2019-2020年)は、食品や雑貨のほか、観光スポットなどのコトギフト4点を含む189点(95社/うち新規認定商品が12社15品)が認定されました。その中で、横浜市長賞に選ばれたのが「横濱ぶぶあられ」「横濱開港はっぴ」です。
胡麻油をまぶした小粒あられ「横濱ぶぶあられ」
「横濱ぶぶあられ」は、岩井の胡麻油(株)(横浜市神奈川区)が地元企業の(株)美濃屋あられ製造本舗(横浜市中区)とコラボした商品。小粒のお茶漬けあられに胡麻油をまぶし濃口しょうゆで味付けした商品で、香ばしい食感や岩井の胡麻油のデザインを模したパッケージ缶が人気を集めました。岩井の胡麻油の岩井徹太郎社長は「スープのクルトン替わりに、漬物にかけたりそのままおつまみにしても美味しい。横浜の味をかみしめて頂けたら」と話していました。胡麻風味なので和風サラダのトッピングとしても合いそうです。
海外向けにも”ハッピー”な横浜土産「横濱開港はっぴ」
「横濱開港はっぴ」は、開港当時の横浜をイメージした錦絵をベースに現代風とアンティーク調を融合させたでサイン。横浜の地場産業であった捺染加工でスカーフやハンカチ、風呂敷なども手掛ける(有)関東化染工業所(横浜市港南区)。法被はかつて輸出商社が海外向けに「HAPPY COAT」として販売されていたことから、同社でも輸出を積極的に行い、お土産としても親しまれています。佐藤政廣社長は「今年は横浜開港160周年の節目。ラグビーW杯やオリンピックなど海外観光客に向けてシティ広報のつながる商品になれば」と話しています。
審査員特別賞に横浜のワイン、カレーなど6品
審査員特別賞には、6品が受賞しました。
CITY TOTE DENIM/(株)キタムラ・ケイツウ
写真(1) デイリー使いにぴったりなカジュアルで軽量のトートバッグ。横型、縦型があり、写真の縦型は2019年4月から発売予定で、持ち手と肩掛けストラップがついた2wayタイプです。
ヨコハマベイブリッティ/クールマーク(株)
写真(2) カップの縁にかける可愛らしいタグが横浜らしさを際立たせる、ホットでもアイスでも美味しい緑茶。
ハマワイン/横濱ワイナリー
写真(3) 中区新山下に醸造所を構える2017年創業のワイナリー。シンプルに、素材の香味を大切に、大地と身体にできるだけ負担をかけないクラフトワイン。
横浜めんたい/横浜たにや ぎょらん工房
写真(4) ペースト状にした生の唐辛子で漬け込んだ衝撃的な辛さと、フレッシュ唐辛子の芳醇な風味が感動の旨さを引き出す明太子。
横浜農場 小松菜カレー/(株)エクスポート
写真(5) 横浜の小松菜生産量は全国でもトップクラス。「地産地消の仕事人」椿直樹さんレシピによる市内農家の小松菜を使ったマイルドな味のカレー。
横浜和たおるシリーズ/ケイス 濱文様
写真(6) ガーゼとタオルの二重織で肌触りが良く、横浜らしいモチーフが描かれたポケットサイズのハンカチ。
ヨコハマ・グッズ「横濱001」ショップほか購入場所
ヨコハマ・グッズは各店のほか、横浜市内8カ所にあるショップなどで販売されています。
- 髙島屋横浜店7階ショップ(横浜駅西口)
- YCATショップ 横浜シティエアターミナル(横浜駅東口)
- グディーズヨコハマ(横浜ワールドポーターズ1階)
- ヨコハマメモリーズ(横浜ランドマークプラザ5階)
- 横浜博覧館(横浜中華街)
- 横浜大世界(横浜中華街)
- ハッピーローソン山下公園店
- マリンタワーショップ(山下公園前 ※タワー改修工事のため2019年3月31日を以て一時休館)
このほか、横浜駅東口のローソン 横浜スカイビル店(1階)や、イトーヨーカドー横浜別所店(1階)にも販売コーナーが設けられています。
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