市民交流センターで作品展
「横須賀パッチワーク・キルト協会三崎支部」主催の作品展が、9月14日(月)まで三浦市民交流センター(ベイシア三浦店2階)で開かれている。
テーマは「オリンピック・パラリンピック」。会員で協力して作り上げた207の国と地域の旗や、東京大会の公式エンブレム、五輪カラーを配したキルト作品などが並ぶ。そのほか、バッグやポーチ、ベッドカバーといった生活雑貨、1956年から23年間、『週刊新潮』の表紙絵を担当した谷内六郎氏(1921―1981)の絵画をキルトで表現したものまで力作ぞろい。
キルトの魅力
横須賀・三浦地域を拠点とする同協会では、市民講座や作品展をきっかけに入会した約80人がキルトづくりを楽しみ、そのうち、約10人が三崎支部に所属。同センターで月に1回教室が開かれている。
キルトの魅力について、メンバーは「ピースが1つひとつ出来上がり完成する達成感」と語る。また、生地は個々の作りたいものに応じて自由に選ぶため、子どもの祝い着や大島紬・藍染めなどの織物・染め物を使う人も。「色や柄の組み合わせの楽しさだけでなく、作品として長く残るので、思い出を振り返られるのも魅力」
当初は今年4月に企画されていた同展。新型コロナウイルスの影響で6月の延期からさらに9月開催となり、活動も思うように出来なかったという。藤田貴世美理事長=人物風土記で紹介=は、「ステイホーム中、時間をかけて作った温かみある作品を見てもらえたら」と話している。
入場無料、午前9時から午後9時。会員在館は午前10時(初日午後1時)から午後5時。
詳細は事務局(藤田さん)【携帯電話】090・8310・2504
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また、同協会は11月13日(金)から17日(火)に横須賀市文化会館(横須賀中央駅から徒歩約10分)でも作品展を開催する。第73回横須賀市民文化祭の一環で、テーマは「ねんりんピックかながわ2022」。
午前10時から午後5時(最終日は4時まで)。入場自由。問い合わせは前述同じ。