全6回「かわさき歴史ボランティア養成講座」
東海道かわさき宿交流館は来年1月20日(水)から2月25日(木)にかけて、全6回の「かわさき歴史ボランティア養成講座」を開催する。2023年に宿場起立400年を迎える東海道川崎宿についてや、川崎大師と厄除け信仰について、川崎の工場の歴史、川崎の鉄道史などを学ぶ。
実践的なガイド研修
講座受講後は同館の展示物解説や歴史・史跡ガイドを行うボランティア団体、NPO法人かわさき歴史ガイド協会(中村紀子理事長)で実践的なガイド研修が受けられる。
同ガイド協会は2000年に「かわさき大師観光ガイドの会」として設立し、今年20周年を迎えた。現在、ガイドの地域は大師地区のほか、川崎宿、多摩川河口やキングスカイフロントなどをカバーする。設立以来続く小中学校のガイドや、交流館や川崎浮世絵ギャラリーの館内従事ボランティアなどその活動は多岐にわたる。
中村理事長は「一緒に旅した気分になれるし、共通の話題などが出ると会えてよかったと思う」とガイドの魅力を語る。「ボランティアというとシニアの方というイメージですが、自分の時間の中での活動でいいのでお仕事されてる方、学生の方も仲間になれたら」と参加を呼び掛ける。
受講料3000円。定員は30人(申し込み多数の場合は抽選)。
申込締切は12月28日「往復はがき」
申し込みは往復はがきに住所、氏名、電話番号、「ボランティア養成講座希望」と明記し、東海道かわさき宿交流館(〒210―0001川崎区本町1の8の4)まで。12月28日(月)締め切り(消印有効)。(問)【電話】044・280・7321