スポーツコメンテーター・元プロテニスプレーヤー 杉山愛さん
幼少期を茅ヶ崎市内で過ごし、プロテニスプレーヤーとして、グランドスラム62大会連続出場を達成したのをはじめ、国内外の大会において数々の戦績を残し、女子ダブルスで世界ランク1位になるなど長く世界のトップクラスで活躍、茅ヶ崎市の市民栄誉賞も受賞。
このほど、茅ヶ崎を中心とする湘南エリアに活動拠点を移し、7月には第2子女児を無事出産した杉山愛さん（46）。愛さんに今後の活動や茅ヶ崎への想いを伺いました。
世界を舞台に活躍した愛さん
活動の拠点を茅ヶ崎を中心とする湘南へ移したのは？
「自分が代表を務めるパーム・インターナショナル・スポーツ・クラブがあること、そして子育てをするなら湘南かなと、ずっと思っていました」。自身のテニスクラブを中心に充実した湘南ライフを過ごしたいと、東京五輪後の移住を考えていたとのこと。
7月には第2子が誕生。「子育てをするなら湘南」と愛さん
新型コロナウイルス感染拡大の影響で五輪は1年延期となりましたが、そんな中での「おめでた」は自身の生活やプライベートなどでも大きな転機となったようです。「クラブがあるのは何よりの強み、そしてやりたいことが制限なくできるのは大きい」と目を輝かせながら語る愛さん。
これからどのような活動をしていきますか
緑豊かな丘陵地帯にあるパーム・インターナショナル・スポーツ・クラブ。最近ではクラブ近くの幼稚園から遊びに来る園児も多いそうです。「コロナで子どもたちもあまり遊びに行けないですし、使っていないコートを開放して園児の元気な姿を見るのも楽しいですよ」。
「人として魅力のある人を育てていきたい」
これまで以上に地域との関わりを深くもっていくことも自身の役割とし「積極的な地域貢献活動にも取り組んでいきたい」。これまで、テレビでのコメンテーターや全国での講演活動などを中心に行ってきましたが、湘南に拠点を移しさらなる活動の充実を図っていくといいます。クラブでは関東や全国、世界を目指す選手はもちろん、テニスが大好きで通う生徒もいる中、「レベルは異なりますが、その子のベストを引き出すこと、テニスを通しての人間形成など『人として魅力のある人』を育てていきたいというのが一番の想い」
子育て、人の温かさ、風景など茅ヶ崎の魅力は
「茅ヶ崎は子育てがしやすい」と実感していると語る愛さん。「公園ひとつとっても数、大きさ、遊具なども充実しており、何よりも子どもが楽しそうなんです」。第一子の子育てを都内で経験しましたが、「都会は時間に追われているような気がして。茅ヶ崎ではすれ違う人たちがあいさつしてくれたり、声をかけてくれたりするのがとてもうれしい」。
夫の走さんと入籍時に走破した湘南国際マラソン
ある日、茅ヶ崎のカフェを訪れた際に「おかえりなさい。茅ヶ崎に戻ってきたでしょ」と近所の人のように話しかけられ、改めて茅ヶ崎市民の温かさを感じたというエピソードを紹介してくれました。海のそばで育ち、毎日海で遊んでいたという愛さんは湘南に帰ってきて茅ヶ崎の自然環境のすばらしさや人の温かさなどをあらためて実感し「最高に住みやすいまち」。２０１１年に走さんと結婚した際には、入籍した日に湘南国際マラソンのコースを往復した愛さん。「国道134号の富士の見える風景が一番のお気に入りスポットです」
今後の抱負や意気込み
「今後は自身のテニスクラブを中心に、地元で気合を入れて取り組んでいきます。子どもたちのスポーツフェスを開催したり、誰でも参加できるようなイベントを仕掛けていきたいと思っていますのでぜひご参加ください。クラブでは世界を目指す子、楽しみたい子など幅広く対応していますので興味のある方はぜひ遊びにきてください」
女子ダブルス世界１に輝いた愛さん。クラブでは世界を目指す子、テニスを楽しみたい子など幅広く対応
Information：
杉山愛オフィシャルサイト
https://www.ai-sugiyama.com/パーム・インターナショナル・スポーツ・クラブ
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