「5、4、3、2、1、乾杯」――。
鴨居駅南口のロータリーで1日、「カモイルミネーション2021〜コロナに負けない未来へのひかり〜」の点灯式が行われた。
同イルミネーションは昨年、鴨居商栄会(串田賢司会長)が「コロナ禍で沈んだ鴨居の街を少しでも元気にしたい」と、初めて開催した企画。同会は地域住民の声などを受け、今年も実施に向けた準備を進めていた。
点灯式当日は、同会会員のほか、企画に協力する鴨居連合自治会や鴨居駅周辺まちづくり研究会の関係者らが集まっていた。午後6時になり、5秒前からカウントダウンを開始。点灯の合図は、イルミネーションのワイングラスをイメージした形状にちなんで関係者全員で「乾杯」となった。イルミネーションが点灯すると周辺は大きな拍手が起こっていた。
同会の串田会長によると、2月20日まで午後5時に点灯し午前1時に消灯。定期的に色が変化し、定時(午後5・7・8・10時)にオルゴール曲が流れるという。
「多くの方の協力があり今年も点灯することができた。何より駅利用者や地域住民のみなさんの心が少しでも明るくなってもらえたら嬉しい」と串田会長は話した。

乾杯の様子