「世界一小さな私設科学館」の理科ハウス(逗子市)が4月30日(日)、サイエンスレクチャー「海ごみ問題は解決できるの?」を開催する。
「海ごみAIの役割と可能性を考える」と題し、JAMSTEC海洋研究開発機構の地球情報科学技術センターデータサイエンス研究グループ研究員・日高弥子さんを招く。海ごみAIとは、海岸で撮影された写真から、AI(人工知能)を用いて自動でごみを検出する技術のこと。海洋に流れ出したプラスチックごみが大きな問題になっているなか、海岸に漂着した量や種類、木材などの自然ごみとの区別にいたるまで行い、ごみがどれくらい海岸を覆っているか推定もできるという。開発に携わった日高さんから、今後の活用方法などを聞き、一緒に可能性を考える。
午後2時から4時まで。対象は中学生以上で、参加費は中学生〜大学生が1千円、大人1500円。申し込み先着順。また、同館では科学の謎を楽しみながら学べる動画「生解説シリーズ」の上映を予約制で行っているほか、池子の森で見られる植物や生き物の最新情報を提供している=写真。問い合わせは【電話】046・871・6198または【メール】mail@licahouse.com