不動産の総合グループ企業だからできる　ひとりひとりに合わせたキャリア形成

湘南エリアの賃貸住宅でおなじみ「ユーミーらいふ」のグループ企業として、賃貸マンションやアパート、商業施設から高齢者・医療施設、官公庁まで、あらゆる建設現場の施工管理を手掛ける株式会社丸山工務所（本社：藤沢市）。

黄色とカエルのマークでおなじみの「ユーミーらいふグループ」企業である丸山工務所

不動産活用の提案、設計、建築施工などあらゆる業務を担うユーミーらいふグループだからこそ、社員ひとりひとりのキャリア形成に寄り添うことができるといいます。

その一人が、藤沢市片瀬のRC構造８階建のマンション建設現場で、施工管理の修業をしている榊駿一さん（23）です。

山梨県の河口湖の近くで生まれ育った榊さん。賃貸マンションで暮らしていたことから、「いつかこんな一軒家に住みたい」と間取りを描いて遊ぶのが好きだったといいます。「紙に描くだけですごくワクワクできた。その気持ちは今も覚えています」と振り返ります。

修業中の身。日々職人さんたちの背中から学んでいます

短大で経営学を学んだ後、将来を考えた時に頭に浮かんだのが、小さい頃に夢中になった「設計」の道です。

専門学校で建築を学び、2024年4月に丸山工務所に入社しました。

夢を叶えるために「まずは現場から」

「設計に携わりたい」という思いが原動力

「最初は設計ができる就職先を探していました。丸山工務所のグループ企業で、建設・不動産事業を統括する『丸山アーバン』の面接中に、将来設計に携わりたいなら、現場を知っておいたほうがいいとアドバイスをもらったんです」

「丸山工務所」の刺繍が入った作業着も板についてきました

榊さんは現在、建設工事施工を担う丸山工務所で、施工管理の修業中。

専門学校などで勉強してきたことが生きています

師匠がいるから「楽しく学べる」

師匠であるこの道53年の平田巖さん（71）のもとで、日々学んでいます。

最初は、「現場の人は怖そう」という印象があったといいますが、今は師匠の平田さんになんでも相談できるのだとか。

「すごく優しくて、僕のふとした疑問にも嫌な顔せず答えてくれます。勉強は好きじゃないけれど、ここで学ぶのは楽しいです」

「いつか設計をという思いは今でもあります」と榊さん。その思いは、現場を知ったからこそ強くなったといいます。

「専門学校で図面で見ていた建築の様子を、立体的に掴めるし、いろいろな発見があるので毎日楽しいです」

湘南で夢のマリンスポーツを

海のない山梨県から、湘南へ。「いつか海のあるところに住んでみたい」という夢も叶ったといいます。

「しっかり休めるので、休日も充実させたいです。海には行きましたが、まだマリンスポーツはできていないので、そろそろチャレンジしたい。ウィンドサーフィンをやりたいなと思っています」とプライベートでも挑戦意欲があふれているようです。

「設計」という夢を見据えて

学生時代は、人と被らないことを意識し、独創的なアイデアやテーマを設計に落とし込んでいくのが好きだったという榊さん。

「今はそのアイデアをどう現実的に建築に落とし込んでいくのか、考えられるようになった気がします。丸山工務所でたくさん挑戦して、設計の道に進んでいきたい」と笑顔を見せてくれました。