NHK杯全国中学校放送コンテストに出場された第一中学校の生徒の皆さんが、茅ヶ崎FMの市が提供するコーナー『#ちがすき』に出演されました。
第一中学校の生徒の皆さんが茅ヶ崎FM『#ちがすき』に出演
NHK杯全国中学校放送コンテストに出場された経緯を教えてください
2024年、2年生で放送委員をしていたとき、校舎内に貼られていたNHK杯全国中学校放送コンテストのポスターがずっと気になっていたところ、当時校長先生だった原田先生が「出てみませんか」と後押しをしてくださいました。
部活動(放送部)として出場されたわけではないそうですね
第一中学校には放送部はなく、コンテストには有志で参加しています。それぞれ演劇部、卓球部や放送委員会に所属しています。
練習していて苦労したことなどはありますか
- 顧問の原田先生から言葉のアクセントの間違いを指摘されました。自分では意識していなかったので、修正するのにとても苦労しました。
- 演劇では伝えたいことを声の抑揚、声の大きさで表現しますが、アナウンスでは声の高さ、原稿を読むスピードで表現するので、演劇との違いに苦労しました。
NHK杯全国中学校放送コンテストはどんな大会なのでしょうか
アナウンス部門、朗読部門、ラジオ番組部門、テレビ番組部門の4つがあります。私たちはアナウンス部門と朗読部門に出場しました。審査方法が少し特殊で、会場で原稿を読み上げるのではなく、録音したもので審査が行われる大会です。
アナウンス部門と朗読部門について詳しく教えてください
朗読部門は2分間で朗読を行います。6つの指定作品の中から文章を抜粋します。表現力はもちろん、どの本を選ぶのか、どの箇所を選ぶのかも、審査で重要となります。
アナウンス部門は時間制限がありません。自校のニュースや伝えたいことなどを400字以内の原稿にまとめて読み上げます。
人前でうまく話す秘訣はありますか
まずは”伝えたいこと”を自分の中で明確にします。その時、原稿があれば暗記もします。読む際は”間”や”抑揚”を意識すると伝えたいことが強調されると思います。
もし茅ヶ崎FМで番組を持ったら、どんなことをしてみたいですか
- 朗読部門に出場したので、ラジオドラマや本の読み聞かせなどをやってみたいです。
- 市内の学校に取材に行って、今ハマっていること、好きな給食などを生徒にレポートしてみたいです。
これからの目標を教えてください
- 自分の声を活かした仕事をしてみたいです。特に”声”で表現する声優の仕事に興味があります。
- 放送委員になった理由でもあるのですが、アナウンサーになりたいと思っています。実は全国大会に出場したことがきっかけで、母の知り合いのピアノコンサートのアナウンスを任されました。
ちがすき(=茅ヶ崎の好きなところ)を教えてください
- 茅ヶ崎ではダンスや音楽が活発に行われていて、色々なイベントが行われていることが好きです。
- ほどよく田舎を感じられるところが好きです。東京など人が多い場所から帰ってくるとホッとします。
収録はとても賑やかな雰囲気で行われましたが、実際に朗読・アナウンスを披露していただく場面になると表情、空気が一変。中学生とは思えない表現力・アナウンス力に驚くばかりでした。
そんな皆さんを見ていると、茅ヶ崎FMのパーソナリティやレポータ―、声優やアナウンサーとして活躍する日がすぐそこに見えてくるようです。
NHK杯全国中学放送コンテストに出品した音源を公開
放送では時間の都合で一部しかご紹介できませんでしたので、コンテストに出品されたフルバージョンを是非お聴きください。
アナウンス部門
- 中川さん アナウンス部門 全国大会出場
- 堀切さん アナウンス部門 全国大会優良賞(5~10位)
朗読部門
- 青山さん 朗読部門 全国大会優秀賞(2~4位)
- 岡さん 朗読部門 全国大会出場