山本太郎を追った映画「ビヨンド・ザ・ウェイブス」
1990年、テレビ番組の出演をきっかけに芸能界に入った山本太郎さん。バラエティー番組のタレントから俳優業に進出し、50本以上の映画やドラマなどに出演しています。
そんな山本さんは2011年の東日本大震災後に反原発運動を始め、俳優の道を捨て、政治の世界に入っていきました。2012年には衆議院選挙に出馬するものの次点で落選。2013年の参議院選挙東京都選挙区に無所属で出馬し、初当選を果たしました。2014年には政党「生活の党と山本太郎となかまたち」に合流し共同代表に就任。2018年には政党名を「自由党」に改称。2019年4月には独自で「れいわ新選組」を旗揚げしました。

れいわ新選組 山本太郎さん
ベルギー人のアラン・ドゥ・アルー監督が制作したドキュメント映画「ビヨンド・ザ・ウェイブス」はそんな山本さんの軌跡を描いた作品です。映画ではナショナリズム、外国人嫌悪、再軍備へと向かう日本の姿に逆らう反抗者といえる山本さんの姿が映し出されています。

ベルギー人のアラン・ドゥ・アルー監督
12月11日に本町公民館で3回上映
反抗者、山本太郎さんの主張など、政治の世界であがく姿を追った「ビヨンド・ザ・ウェイブス」は12月11日(水)本町公民館2階の音楽室で、13時~・17時30分~・19時30分~の3回上映が行われます。各回定員は30人。参加費は事前予約で800円、当日1,000円となっています。大学生以下の学生は参加無料です(学生証提示が必要)。
主催は秦野から未来を創る会
「ビヨンド・ザ・ウェイブス」上映会を主催するのは、秦野から未来を創る会。同会は地元秦野のほか、都内にも出店するラーメン店、なんつっ亭を経営する古谷一郎大将が2018年4月に立ち上げた政治団体です。
その始まりは2011年の東日本大震災。未曽有の大災害となったこの震災を目の当たりにした古谷さんが、いま自分にできることは何かとボランティア活動をする中、行政の対応への様々な疑問が生まれてきたといいます。自ら調べ、活動することで、「なぜ未来に安心感を持てないのか」「なぜ弱者が見捨てられていくのか」など、湧いてきた疑問や憤りを解決すべく、インターネットなどを通じて意見を発信しています。
主催の秦野から未来を創る会では「反抗者・山本太郎さんの姿を通じておかしな日本が見えてきます。声を上げていくためにもぜひご来場ください」と話しています。