安政6(1859)年に横浜が開港すると、この港から漆器・陶器などの工芸品が欧米諸国へ輸出されていきました。海外では精巧で優美な日本の工芸品が大変な人気を呼び、欧米諸国の人びとは工芸品に触れることによって日本の文化に強い関心を寄せました。
横浜芝山漆器はそうしたもののひとつで、貝や象牙などを漆器の表面にはめ込み花鳥人物を浮かび上がらせる芝山細工の技法を用いて、輸出向けの製品が大量に作られました。
同展示では、日本の工芸品のコレクターとして著名な金子皓彦氏から貴重な資料をお借りし、横浜芝山漆器を中心に横浜から輸出された工芸品の数々が紹介されています。
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開催日
2016年7月22日(金)~2016年10月23日(日)
09:30 〜 17:00
費用
200円
小・中学生 100円
問い合わせ
横浜開港資料館
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公開日:2016-08-02