藤沢市鵠沼には、かつて国内フレスコ画の先駆者である画家・長谷川路可(1897―1967)がアトリエを構えていました。
この縁から、藤沢市役所では現在、本庁舎1階のエスカレーター付近に展示しています。実際に見てみると、繊細なタッチが伝わってくるよう。縦約1・2m×横約2・4mは見事な迫力です。
この絵画は、鵠沼郷土資料展示室の協力で専門家が修復し、昨年末まで同所で展示されていたもの。その際には「旭日富嶽図」という名前でしたが、遺族が当時の路可の日記などを確認したところ、作品名の改変があったことが判明。名称が「旭日富嶽図/希望の富士」と改められました。
作品の迫力は、実際に見てみるとより伝わります。ぜひ藤沢市役所に歩いて行ってみてね。