<昭和音大生企画公演>四重奏演奏「メシアン」と演劇「寺山修司・白夜」を同時進行で!【1月19日】

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公演ポスターとアートマネジメントコースの学生

 四重奏演奏と演劇を同時進行で行う公演が、1月19日(水)に昭和音楽大学ユリホール(南校舎5階)で行われる。学生が制作、運営を行う、アートマネジメントコースによる自主企画公演だ。

演奏曲『世の終わりのための四重奏曲』

 演奏曲は仏・現代音楽の作曲家オリヴィエ・メシアンによる『世の終わりのための四重奏曲』。第二次世界大戦中、メシアンが捕虜収容所で作曲し初演した全8楽章の曲だ。第5楽章で演奏と同時に、寺山修司が戦後の復興を経て書いた『白夜』を上演する。

企画の経緯を話す藤崎さん

 企画者の藤崎薫さん(3年)は、メシアンの曲を聞き「他の芸術と組み合わされている場面が想像できた」と語る。公演案を出す中で、メシアンの曲と、以前から好きだった『白夜』を組み合わせたらおもしろいのででは、と発想した。

2作品の共通点に「希望」が

 藤崎さんは2作品の共通点に「希望」があると考える。メシアンは極限状態の中で作曲した。「音ではお腹も満たされず、寒さもしのげない。それでもメシアンは音楽の力を信じ、そして音楽が人々の希望になった」。一方、『白夜』には「何でもないものが、ある人にとっては希望になり得ることが描かれている」と話す。

 コロナ禍、音楽や演劇の公演は中止が相次いだ。「芸術が不必要ではないかと思われた。そんな中でも、何とか工夫しアクションを起こした人たちに勇気をもらった」。そんな体験があるからこそ、両作品が作られた時代と今の時代を重ね「現代の希望にもつなげたい」と藤崎さんは思いの丈を語る。

 演奏するのは、感染症拡大により公演中止となった2021年度の自主企画公演にも出演予定だったメンバーら。『白夜』を演じるのは文学座出身の若手俳優たちだ。同大入学前に文学座の研究所に所属していた藤崎さんの縁もあり、実現した。

一緒に鑑賞することで多角的に

 アートマネジメントコースの公演ではこれまでに経験のない、演奏と演劇の同時進行。藤崎さんは「一緒に鑑賞することで多角的に見ることができると思う。お客様には今後の生活が豊かになるような、何かを感じてもらえれば」と語る。

 午後6時30分開演。全席指定で一般3200円。問合せや公演詳細は「昭和音楽大学チケットセンター」HPへ。

開催日

2022年1月19日(水)
午後6時30分開演
(午後6時開場)

住所

神奈川県川崎市麻生区万福寺1-16-6 ユリホール

費用

一般:3,200円

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2022-01-12

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